飛空艇が乗ることが出来る様になった事で進められるクエストがいくつかあります。
その一つが
「イフリートの空に向かう船」です。
バストゥークで受けられるクエストの中でも代表的な連続クエストの
いわば導入部分となります。
イフリートの空に向かう船
依頼者:
Agapito(バストゥーク港前)
内容:
依頼者が聞いたある言葉の意味を調査し、その証拠を持ってきて欲しい。
攻略:
満月の夜にジュノ←→サンドリアの飛空艇に乗って「???」を調べる。
ちょうどヴァナ・ディールで、
ミレニアム前最後のクリスマス(天晶暦999年12月25日)の満月の夜に、
私はサンドリアからジュノへ向かう飛空艇に乗り込んだのです。
飛空艇が飛び立っていつもの様に外に出て難なく発見。
フレの話だとジュノ→サンド航路だと場所が違ったそうですけれど。
「鳥の届けた手紙」がそこにはありました。
どうやらCarmeloという人物が恋人か大事な人に宛てた手紙のようです。
これを赤の他人の依頼者に見せるのは少々気がひけましたが
(・・・って既に私が内容を見てしまったんですけれど)、素直に依頼者に見せたところで
報酬をもらい終了。
そのままCarmeloという人物を探すのですが、意外にも目と鼻の先にいました。
そして、その手紙を紐解くクエストが発生します。
狂想曲「氷河に果てる恋」
依頼者:
Carmelo(バストゥーク港・蒸気の羊亭)
内容:
恋人の為に書いた曲の楽譜を、ボスディン氷河にある「鏡の池」に沈めて欲しい
攻略:
ボスディン氷河G-10にある池で、
晴れか妖霧の時に現れる「Mirror Pond」を調べる。
ここで出てくるイベントはかなり内容としては重たいものなんですよね。
吟遊詩人が絡んでいるせいか、とりわけ出てくる女性の言葉は比喩に満ちています。
恋人の為に全てを投げ出しかねなかった青年と、共に「歩きたかった」この女性と。
どちらも相手を大事に想う気持ちは同じなんですよね。
・・・というのはあくまでも私が受けた印象なんですが。
人によって微妙に解釈が変わる可能性を秘めたお話だと思います。
このクエストは続きがあるので、今後の展開によって考えも変わるかもしれませんが、
あくまでも私のここまでクリアした私的な印象をつらつらと書いてみたいと思います。
このクエストのタイトルである「狂想曲(ラプソディ、カプリッチオ)」・・・
同じ読み方で「協奏曲(コンチェルト)」がありますが、
二人は「コンチェルトにはなれなかった(=〜とは言えなかった)」んだなぁと感じました。
「狂想曲」はどちらかというと「形式にとらわれない自由な楽曲」の意味合いが強いです。
一方で、「協奏曲」は「独奏楽器とオーケストラによって合奏される形式の楽曲」を言います。
つまり、「狂想曲」が「個」ならば、「協奏曲」が「和」の様な印象を受けます。
※あくまでも喩えの話です。
「狂想曲」も「協奏曲」も素晴らしい楽曲が数多くある事に違いはありません。
楽譜を湖に沈めに来た冒険者につく称号が「ラプソディコンダクター」。
コンダクターとは「指揮者」。
つまり、この「個」と「個」を再びめぐり合わせるきっかけを作った人・・・という
とても意味深な称号なんですよね。
この先、この二人が直接会う事もありそうです。
でなければ、この「コンダクター」の称号の意味がないかなぁと。
ちなみに私も女性の側の考えに近いものがあります。
目の前に困難がある時に、相手一人にそれを被ってもらいたくはないですね。
自分も共にその困難とぶつかり合いたいと思っています。
でなければ、二人でいる意味がない。
ちょっと自分語りをしてしまった所で今日はおしまい。
続きが気になるクエストがまた一つ増えました。
いつかこの二人がお互いの持つ「楽器」の特性を理解し合いながら、
「協奏曲」を奏でられればいいのになぁと思います。
※参考サイト・・・
「YAMAHA」の
「音楽用語辞典」の項PR