※本記事には闇王のSSが含まれております。ご了承ください。
タルフレと闇王に初めて挑戦したのは昨年の三月の終わり。
レベル60になって、初めてのAFフル装備を記念して負けを覚悟して挑戦しました。
二度目、三度目はレベル63のとき。
三度目の挑戦のあと、私が体調を崩したり忙しくなったりで、
あまりログイン出来なくなってしまい、そのままただ時間だけが流れていきました。
従って、今回は四度目という事になる訳です。
挑戦は五回までと決めています。
だらだらといつまでも挑戦し続けない為に二人で決めた期限でした。
そしてもうひとつの決まり事。
闇王チャレンジはレベル65までに行なうということ。
既に私達のレベル65であり、66まであと1000程度でした。
なので、なんとしてでも今日勝利を収めたいのです。
前回のレベル63の時にも書いたのですが、
既に私達のレベルが単純なレベルだけで比較するとオーバースペック気味なのは重々承知です。
それでも、二人ならやっぱり熱い戦いが期待できるんじゃないかなって思っていました。
「
BF戦緩和されてるし、二戦とも今日やって、どっちにしろ今日で終わらせよう」
そう言うタルフレに「一戦で決めて終わろう、二戦目があると思わないで行こう」と言いました。
毎度の事なのですが準備には結構時間がかかります。
一番の問題はカバンの空きです。
出来るだけ所持するものを少なくする必要があります。
預けられる装備は預けて、ポストに溜め込めるものは全部溜め込んでいきます。
沢山のハイポーションと
時間いっぱい戦っても支障がない程度のヤグードドリンクなどを持てるだけ持ち込み、
闇王の待つズヴァール城へと四度目の攻め入ったのです。
さぁ、ラストバトル・・・のつもりで、張り切っていきましょう!
前回、私がサポ赤にしてみた事が意外と良かったという二人の共通認識もあって、
今回はサポ割れしていない状態で赤を投入出来るタルフレがサポ赤で参戦。
改めて二人でかける弱体魔法や、ケースによって優先する行動などを確認します。
「いくよー!」 「おー!」図らずとも四度目となってしまった闇王登場のイベントを連打状態で進めながらも、
私はこれから始まる戦闘が楽しみで仕方ありませんでした。
イベントが終わり、強化魔法をかけ終わり一度ヒーリング。
ある程度ヒーリングで回復させたら、ヤグドリを飲み干してスタンバイ完了。
いつものように闇王の背後にある祭壇側に回り込むように私が走ります。
この時点ではまだ闇王は動いておらず、
闇王が動きそうな位置まで回り込み、ギリギリのところでパライズを唱えて戦闘開始です。
祭壇側に移動しながら、続けて弱体魔法を唱えていく私に合わせて、
私とは対極の位置を取るように移動しながら、タルフレも弱体魔法が飛びます。
物理攻撃の中心は今回も私。
レベル65になって装備出来るようになったダークハンマーをこれでもかと振り回します。
攻撃を続けていると物理、精霊のいずれかが無効になる時間が発生します。
これの見極めをいかに早く行なうかが、一つのポイントでもありました。
この見極めの担当が私。
タルタルの視界ではうまくその瞬間を捉えられない事が多いのです。
「物理無効!」闇王の持つ剣に光が宿りました。
これまでは物理無効になると、タルフレが精霊魔法を打ち込むという作戦を
とっていましたが、今回は精霊はやや控えめにし、タルフレがマラソンをする事にしました。
また、この間に魔法無効状態中に切れてしまった弱体魔法などを
忘れずしっかりと入れておくことに。
タルフレがマラソンをしている間に、私はブリンク、ストンスキンをしっかりと張りなおし、
その後、タルフレとマラソン役をバトンタッチ。
「魔法無効下がって」闇王の手が光り、私が直接攻撃に向かいます。
こういったやり取りを何度か繰り返すうちに、残りHPが大体1/3くらいになりました。
ここからは物理攻撃が有効な間は二人とも直接攻撃をしていました。
これはあと少しが削り切れなかった経験から作戦上変えた部分です。
この作戦が功を奏してこのまま削り切れるか・・・というところまで来ました。
私は時計をちらっと見ました。
「13分経過」「追い込む!」「おk」タルフレのMPは様々な弱体魔法を入れ続けた事によってかなり消耗していました。
MPに関しては私の方が余裕があったくらいです。
なので、一層このまま物理攻撃で削りきりたいと思っていました。
タルフレのWSが炸裂し、もれなく私のTPもたまりWSを放った瞬間でした。
闇王はその剣に再び光を宿したのです。
BF占有時間は残り16分です。
→
後編につづく
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