「オーキシュアクスを取るにはどうしたらいいですか?」
という/sayが流れた東ロンフォール。
それを耳にした他の冒険者さんが、
「オークが持ってるよ」とアドバイスをしています。
「ありがとうございました」というログが流れて、
なんとなく微笑ましい雰囲気を残しつつ、
また東ロンフォールは静寂に包まれました。
その頃、私は久々に竜騎士で走り回っていました。
あとレベルを一つ上げればジャンプも出来るなぁ、と
思いながら走っていると、さっきの/sayの主である
タルタルさんがこちらへ向かって走ってきます。
後ろからオークを2体引き連れて・・・!
助けようと思ったのですが、今は竜騎士。
サポには戦士がついていたのですが、挑発も出来ず、
結局目の前でタルさんは倒されてしまいました。
すぐにHPに帰還するタルさん。
私はその場にいたオークを倒して、
ヒーリングをしていると戻ってこられました。
「すみません!大丈夫でしたか?」とタルさん。
「助けられなくてごめんなさい」と私。ほぼ同時の発言でした。
タルさんが倒れてしまった後で、私が絡まれたかもしれないと急いで戻ってこられたようでした。
こっそりとその方のレベルをサーチで確認してみると、レベル3のシーフさんでした。
まだちょっとオークに手を出すのは早い気がします。
私:オーキシュアクスは見つかりましたか?タル:それが、なかなか盗めなくて・・・私:あれ?アクスはFodderが落とすので盗まなくていいんですよタル:ええ?そうなんですか?
詳しく話を聞いてみると、さっき教えてくれた方が「持ってるよ」と表現した事から、
単純にタルさんが勘違いをされていただけでした。
※ちなみに「盗む」はレベル5で習得です。
シーフだと勝手に「盗む」が発動すると思っていたっぽいですね。
タル:盗まなきゃいけないと思ってシーフにチェンジしたんですが・・・私:一番高いジョブは何ですか?タル:赤が7です赤ならばオークが狩れそうです。私がその事を説明すると着替えに行かれました。
タル:では、少しお待ちください。そうタルさんは言い残して・・・。
しばらくすると、ローブなどを身にまとったタルさんが再登場。
私はちょうど視界の先にいたオークに/pokeしました。元気良く走り出すタルさん。
私はタルさんを視界にいれつつ、近くで羊を狩っていました。
タル:いきなり落としました〜私:おめでと〜〜〜〜!タル:あんだけ落とさなかったのになぁ(いらない時はもっと沢山落としてくれるんですよ。)
私が引き続き狩りを続けていると、報告を終えたタルさんが再びそばにやってきました。
タル:あの、初めてなのにすみませんけど私:はい?タル:私とパーティーしてくれませんか?私:私の方がちょっとレベル高いけど、それでも良ければ喜んで〜タル:パーティー組むの初めてなんです私:じゃあ、せっかくだから<タル>さんから誘うのを練習しましょうか誘い方にも色々あるので、そばにいる場合といない場合の二つを教えてようやくPTが完成。
二人だとタルさんがさっきまで苦戦していた敵もあっという間に倒せます。
もちろん、私も一人の仲間が増えた訳ですから戦闘は楽になります。
そこで二人でランペールに行って見る事になりました。
迷いながらも辿り着くタルさんの背を追って私もエリアチェンジ。
私:あ、そういえば<タル>さんプロテス使えますよね?タル:はい!使えます!私:かけてもらってもいいですか?そうしてかけてもらったプロテスにお礼を言うと、タルさんにとって初プロテスだったとか。
覚えていたのにすっかり使うのを忘れてしまったそうです。
最初の頃は戦うのに必死でよくありますね、そういう事。
一人なら怖くても二人なら進む事が出来る。
まさにそんな勢いで、コウモリやゴブを蹴散らし、途中でミミズを倒したら
「アセティックリング」が出たので、
まだ指装備はブラスリングだけだったタルさんに装備する様に促して、
タルさんは初のロットも体験。
途中で私のWSに合わせて子竜がブレスを吐くのを見てかなりびっくりしていましたね。
それからと言うもの、かなり子竜の事を気に入ってくれたみたいで、
ヒーリングの際もわざわざ子竜の近くでヒーリング。
その姿をみていると可愛くって仕方がありません。
心なしか子竜も私よりタルさんになついてきた気が・・・。いやいや、それは困ります。
ちょうどランペールの墓の近くまで来ていたので、
それとなくミッションを受けたか確認してみると次のミッションはまだ受けていないとの事でした。
ソロで来るならもう少しレベルが上がってから来るといいよ〜とだけ言って今回はスルーです。
私もレベル10に上がり、とうとう「ジャンプ」を習得。
随分前に「いつか竜騎士でジャンプをすることも一つの目標」と言っていたのですが、
それがやっとこさかないました。
私:ジャンプやるから見ててーそう言ってタルさんの前で初ジャンプのお披露目。
もちろん、SSを撮る準備もバッチリでした。
が・・・早すぎて撮れない!
タルさんにどんな風に見えたか聞くと、「フッと消えてパッと現れた」と言われ、
私から見えてた光景と大差ないことが判明。
その後も2回ほどチャレンジしましたが、撮影できなくて残念。
一応「ジャンプ」覚えたよって事で。(笑)
二人でサンドリアまで帰って来てPTは解散。
タルさんからフレ登録を申し込まれたので、喜んでお受けしました。
私はその後、競売をチェックしたりしていたのですが、タルさんからメッセージが到着。
そこには、今日はログアウトするという事と、
丁寧なお礼の文章と合わせて、パーティーが楽しかったとか、
子竜が可愛かったとか・・・そんな事を沢山書いてくれていました。
なんだかなんとも言えない嬉しさがこみ上げた一日の終わりでした。
PR