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2024/04/27 01:43 | Comments(-) | TrackBack(-) |
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見えない価値
レベルが上がった時の楽しみのひとつって、
ジョブによっても様々だとは思いますが、新たな魔法を覚えたり、
WSやアビリティを覚えたり・・・だと思います。
それに加えて装備を変えるという事も楽しみの一つのはず。

確かに最近は「持っていて当たり前」の様に思われる装備(や魔法)でも、
非常に高値でその金策や入手手段に奮闘しなければならない事もあるかもしれませんが、
それが叶ってその装備を身に着けるとき、なんとも言えない満足感がある事は確かです。

私がレベル32の時の事です。
レベル30から装備していた「クロー+1」に別れを告げて、
「インパクトナックル」を装備しました。

インパクトナックル
LV32〜 D+8 隔+86 STR+1 命中+3 戦モ赤シナ暗獣

インパクトナックル

オズトロヤ城にいるNM「Mee Deggi the Punisher」からドロップするこの格闘武器は、
同じNMからドロップする「落人の篭手」を狙う人が多いお陰でしょうか、
割と在庫が豊富な武器の一つで、性能の割に値段も比較的安価で供給されている武器でした。
確か購入当時で10000にも満たなかったと思います。

それでも、それをつけた私は早く試し打ちがしたくて、ワクワクしたものです。
インパクトナックルはその値段以上の働きを長い間してくれました。
このblogを始めた頃からずっと付けてるんですよ。
かれこれ7ヶ月装備しっぱなし・・・という訳です。
ずっと私のパートナーでした。
レベル38になった時、私は「ミスリルナックル」を購入しようとしていました。

ミスリルナックル
LV38〜 D+9 隔+96 命中+2 戦モ赤シナ暗獣
ミスリルナックル+1
LV38〜 D+10 隔+91 命中+3 戦モ赤シナ暗獣

ですが、既に所持していた「インパクトナックル」に比べて、
命中が-1になり、さらにSTRも-1になる為、
プラス材料である「D値が+1」される事のメリットをあまり感じませんでした。
そこで「ミスリルナックル+1」を購入しようとしたのです。

だけど、その頃はまだ気軽に「購入しよう」と思って簡単に買えるものではありませんでした。
その当時で8万程度で取引されており、「インパクトナックル」の性能に
大きな不満も感じていなかった私にはそこまでの額を出して購入する気にはなれなかったのです。

それでも、最近「つよ」の敵を相手にしている時などは
心持ち「弱いかなぁ」と感じ始めていました。
今の私にとっては、純粋な与ダメだけ考えると
どうやら「トーニィパタ」というものが一番良さそうでした。
ですが、「命中+3」というのがどうしても下げたくないという思いから、
レベル40になったのを機にとうとう武器を変えたのです。

「ミスリルナックル+1」

ミスリルナックル

私の持つ装備品では最高級品になりました。
該当レベル当時よりは少し値が下がって7万程度になっていたのも、
思い切って購入しようと決意した決め手でした。

今後のレベル制限も考えて、レベル40制限ではこれを使っていく事も考えての投資です。
(まぁ、モンクで参加出来るのかという若干の不安もあったりするのですが・・・)

ブロンズ色だったナックルは白銀のナックルに変わり、
今の私のガンビスンを基調としたファッションからは少し浮いて見えます。
なによりも、長い間使っていたインパクトナックルを装備した状態に慣れすぎていて、
その姿に違和感を覚えるほどです。

さぁ、レベル32から使ってきたインパクトナックルとお別れの時がきました。
30制限で残す事も出来ず、40制限では今度購入したミスリルナックルがある。
誰かからの頂き物であるとかならいざ知らず、
金庫の容量に制限がある以上、ただ「愛用してきたから」というだけで
このまま置いておく訳にもいきません。

競売の取引履歴を確認すると、
私が購入した当初よりもさらに値下がりをしていました。
なんとも複雑な気持ちです。
私はそこに+2000の値を付けて出品しました。

売れなくてもいいや・・・と思って。
いえ、微妙な価格設定ですが、どこかで「売れてくれるな」と思っていたのかもしれません。
在庫は5つ程。でも、元々売れ行きもそんなにいい物ではありませんし、
「売れないだろうなー」と思ってログアウトしました。

翌日、ログインした私にもたらされたのは、
インパクトナックルが落札されたという知らせとお金でした。
日頃の取引額より2000も高く売れたのです。
購入した人は「高いな・・・」と悔やんだかもしれません。

在庫などを考えても、その額で売れると思っていなかっただけに、
なんと言うか・・・なんとも表現し難い寂しい気持ちになりました。
同じアイテムはこのゲーム内にいくつも存在していて、
例えば入手するのにNMを張ってやっと手に入れたというアイテムでもなくって、
競売で入札して落札したというなんて事ないアイテムだったはずなんですけどね。

愛着・・・なんでしょうか。

誰だって、沢山の所有アイテムの中で、
一つや二つはそんなアイテムが存在するのだと思います。
そして、それを手離さざるを得ないことだって。
そんなアイテムの価値はきっと誰にもはかれないんだと思います。
それが例え私の様に「ただ長い間使っていたから」という理由であってもです。

「インパクトナックル」おつかれさま。
次に使って下さる方の愛着ある一品になりますように。
そして「ミスリルナックル」・・・長い付き合いになりそうです。よろしく!
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2005/10/02 00:00 | Comments(0) | TrackBack() | [FFXI]-その他
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