エリア・マスターズガイドさて、まずは「エリア・マスターズガイド」からです。個人的には買って損なしでした。
ページの構成は下の図の通り。
左側にマップ、右側にはモンスターガイドを掲載した見開き構成です。
パタンと開いたままで置いておいてもそのままページがめくれることがなくいい感じ。
さらに本文枠外に設けられた索引が非常に分かりやすく、
ワールドリポートの様にマップを探す際に「えーっとジャグナーって何地方だっけ・・・」って事がなく、
「ジャグナー」でマップをすぐに出せるのは嬉しい仕様。
狭い幅ですが文字も見やすく、且つ主張しすぎません。
マップパートを広く取っている分、どのマップも、そこに書き込まれた情報が見やすいです。
また、新たに書き起こされたマップ(ゲーム内マップの流用でない)の為、スッキリとしています。
クエスト発生位置なども分かりますが、
クエスト名、クエスト内容、報酬に触れられているだけの非常に簡単なもの。
ですが、これだけでも十分クリア可能な内容です。
情報量の多さはやはりワールドリポートに分がありますが、
私はこちらでも十分(むしろ見やすい)と感じました。
フィールド、ダンジョンマップについては、なんと言っても
見開きページにモンスターの情報も載っているというところが非常に便利。
モンスター情報については、そのレベル、索敵方法、リンク、弱点などが掲載されているので、
狩場に応じた連携を考えるのも考えやすそうです。
もちろん、NM情報もそれぞれのページで網羅されています。
また、一部フィールドマップには目的地へ行く為の推奨ルートの掲載や、
グスタベルグの山などの様に登れる山については、その登り位置も分かりやすくなっています。
加えてダンジョンマップについては宝箱のPOP位置も掲載されています。
おまけ的要素の強いレベル別狩場については、私自身のレベルがあまり高くない事と、
二人プレイが多いので、狩場の選定基準がやや異なる事もありますが、
これはこれで基本として押さえておくには十分な感じです。
ターゲットとなる敵の情報も合わせてアップされているので参考になると思います。
言い換えれば、その情報を元に新たな狩場を探すのにも適した構成のガイドブックと言えるでしょう。
やや押し付け感が強い感じはしましたけどね。
巻末の用語索引も地味ですが便利です。NM名とNPC名で調べる事が出来ます。
すべてアルファベット表記(ゲーム内の表記)に従っている為、
名前は分かるけれどどこにいるか分からないという時には
手元においておけばすぐに分かりますね。
ギルド・マスターズガイドついで「ギルド・マスターズガイド」です。こちらは合成をする人、
特に「これから上げたい人」なら買って損はないのではないかな・・・と思います。
私はまさにこれから上げたい人に合致するので満足しています。
あとは釣り人さんにもオススメかな。
本の表見返し部分には「魚別・生息エリア&餌の対応一覧」という綴じ込みの表があり、
よくweb上で公開されている表が紙ベースになっています。
(裏面は調度品の効果の一覧表)
まずは各地のショップガイドが最初にドドンと。これはまぁ、そのままですね。
参考価格が掲載されているので競売の価格とにらめっこ・・・なんて事が出来そうです。
レシピページの構成は
各合成のランク別に分かれており、それぞれのページでそのランクから次のランクへの
スキル分布兼スキル上げお勧めルートが掲載されています。
↑こんな感じ。実際の表はもっと綺麗で分かりやすいです。
このお勧めルートの表がなかなか使える表で、もちろんそのまま使用しても良いですが、
「店売推奨、競売推奨、ストック推奨」と全ての合成品について色分けされているので、
合成した品物の行く末を決めるいい目安になりそうです。
合成の楽しみとして「自分でスキル上げのルートを探す」という楽しみもありますが、
そのヒントには十分なり得ると思いました。
その他にも、その合成ランクで出来る装備品ギャラリーなどがあり、
「こんな装備作りたいなぁ」と思いを馳せる事もできます。
惜しむらくはその合成レシピの所に上限スキルが記載されていない事と、
隠しレシピと思われる合成については取り上げられていない点でしょうか。
隠しレシピの中にはスキル上げで使われる物もある為、
このあたりは自分で探す必要がありそうですね。
※05/07/10 追記上限スキルについて数値化されたものは掲載されていないのですが、
上記の表の「必要スキル」の軸がよくみると10分割されていて、
そこから上限スキルが分かるようになっています。
↑の件、お寄せいただいたコメントから分かりました〜。
今回はこっそりお知らせ頂いたのでお名前は出しませんが、
教えてくださってありがとうございました!さらに釣りについては、一つの章を丸ごと割り当てているくらいの充実度なのですが、
魚からその所在を調べることも出来ますし、釣り場から生息している魚を見る事も出来ます。
ふらっと立ち寄った釣り場で「何が釣れるかな〜」と見て楽しめそうです。
そして、最後には各地の収集ポイントなどが掲載されたマップ、
もちろん潮干狩り、チョコボ堀り、栽培についても網羅されています。
ただ、下3つに関しては私が全く手をつけていないので、
どのくらい役に立つ情報なのかまでは判断がつきませんでした。
こちらも巻末に索引がありますが、
合成品、素材のいずれからも検索ができ、便利だなぁと感じました。
素材の検索では購入できる場所やドロップモンスターまでも記載があるので、
かゆいところに手が届きます。合成初心者さんにもお勧めできそうですね。
また、このガイドブックで個人的に面白かったのが「HQ品を狙う時の行動について」というコラム。
光曜日に・・・満月に・・・・というのはよく聞きますが、
天候まで合わせる人がいるとは驚きでした。他のコラムもなかなか面白かったです。
以上、2冊について感じた事を上げてみました。
不満点がゼロという訳ではないのですが、
私自身がこの2冊の情報の恐らくストライクゾーンのようなプレイヤーなので、
分かりやすくて役立ちそう!といった印象の方が強く残りました。
まぁ、お値段が・・・ちょっと高いかな。やっぱり。
ジョブ・マスターズガイドもどこかで見る機会があればぜひ中を見てみたいですね。
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