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2024/04/19 20:02 | Comments(-) | TrackBack(-) |
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「メインジョブ」の作られ方
FFには沢山のジョブが用意されていますが、
よく「メインジョブは○○」という表現をされる人は多いと思います。
サービス開始からかなりの年数が経っているFFXIでは、
既に多くのプレイヤーが複数のカンストジョブを持っていらっしゃる事もありますが、
「このジョブでいる事が多い」・・・というジョブはあると思います。
私の場合は、最近出会う方はやはり「白魔道士」という印象をお持ちになる方が多いようです。
古くからの友人だと「モンク」と言ってくれる人も多いですね。

そうではないけれど、他人から見ると「メインジョブ」になっている事もありますよね。
例えば、いつも「忍者」での行動をお願いされることから、本来は違うジョブがメインでも
周りからは「メインは忍者」って思われる人などもいらっしゃると思います。

また、出会った時のジョブの印象が強く残っていて、
「出会った時のジョブ=その人のイメージ」になっている事が私にはよくあります。
もちろん、その後もご一緒する機会が多くなってくると、
その方に対する情報がどんどん増えてきて、イメージが変わる事はありますが、
やはり初めて会った時の印象というのはしっかりと刻まれる事が多いです。

もう数ヶ月も前の事ですが、その「印象」がものすごくついちゃったんだなぁ
という出来事がありました。

白門でマンウォッチング
私にしては珍しく白門でウロウロしていたら、どこからか私をつつく方が・・・。
名前にはなんとなく見覚えがあるのですが、咄嗟にその方とどこで会ったのか思い出せません。

「/names off」にしている為に咄嗟にどこにいらっしゃるか分からなくて
キョロキョロしていると、その方が少し離れた場所から駆け寄って来て下さいました。
目の前にやって来たのは素敵な装備に身を包んだタルタルの女の子。
そこで私ははっと思い出したんです。

「あーあの時の赤さん!」
「その節はどうもです〜^^」

今、目の前にいる彼女は装備などから判断して、どう見ても「白魔道士」さん。
でも私の中では初めて会った「赤」というイメージが離れていませんでした。

彼女との出会いはかなり前の事になります。
あまり参加する事のないレベル上げパーティに加わり、その中の一人が彼女でした。
レベル上げは順調に終わり、いよいよ解散という段階になって
彼女と私、そしてもう一人の方は同じ方向という事で一緒に帰る事になったのです。

「あの時はシーフさんが大活躍でしたよねw」

そうなんです。
私はシーフで参加していたので、彼女にとっては私は「シーフ」だったのです。

ヨアトル大森林

レベル上げを終え、色々と話ながら帰っている最中、
つい話に夢中になって敵に絡まれてしまった彼女。
「ごめんなさい、にげてー」
そういう彼女に私は待ったをかけて、絡んだ敵に攻撃をしかけました。
「敵引き離します。にげて〜」
絶対回避をして距離を取りつつ、ある程度まで引き寄せた所で
とんずらで逃げていったのです。

「あの時、とんずらで逃げていったのがすごく印象に残っててw」
「あははは」
「いかにもシーフですよね^^」
「うまくいって良かったです。結局皆無事だったし」
「あんな風に思惑どおりにはまるとシーフ冥利に尽きるでしょうね〜」

無事に逃げたのは良かったのですが、
途中で別の敵を何体かリンクさせた状態で逃げていた私は、
安全策の為に一度ログアウトするという行動に出ていました。
再度ログインした際にお互いの無事を確認して・・・その日以来の再会でした。

「よく見たら白さんなんですね。メインですか?」
「メインというつもりはないんですけど、白がレベルは一番高いです」
「あの逃げっぷりから、シーフさんだとばかり思っていましたw」

手を振ってお別れしたあとに「ピコーン」と右上にメッセージの着信が。
久々に来たフレ登録のお誘いでした。
実際、なかなか一緒にどこかに行くという機会がないままなのですが、
元々気さくな彼女の人柄でしょうか、
あまりお付き合いがないとつい遠慮してしまう私にも手を振ったり、
声をかけて下さる事でご縁が続いています。

あのフレ登録からかなりの月日が経ちましたが、
私の中では今でも彼女は「赤魔道士」。
そして彼女の中でも私は「シーフ」のようです。

青い空!

以前に私はこの日記の中で、
「野良PTなどで出会った人にとっては、それがメインジョブなのだから・・・」という事を
書いた事があったのですが、それはそれとして、
自分の意識の中にやはりジョブごとに対する意識に差はあると思います。

私にとっては元々トレハン目当てで上げ始めた「シーフ」というジョブ。
せっかくだから・・・と、「とんずら」まで覚えて、どうせなら「だまし討ち」まで
覚えてしまおうかなぁと参加したレベル上げパーティ。
正直に言うと、全然「メイン」という意識はありませんでした。
でも、彼女にとっては「私」と言えば「シーフ」であって、
たった一度の行動が「シーフ冥利に尽きますね」とまで言ってもらえた事が素直に嬉しくて。

彼女からそういった言葉をもらってからは、
シーフに限らずそのジョブで行動する時には、
それまで以上にそのジョブらしさを出せるように頑張りたいなぁと
思う原動力となっています。

実際はそんな風にうまく行く事はめったになく、
自分でも「うああああ」なんて思っていたりする事が多すぎるのですけれどね(笑)

もう随分とレベルの差はついてしまったけれど、
「一緒に遊びに行きましょー」と言ってくれた彼女の期待に
いつか応えられる日が来るといいなぁと思います。

「メインジョブ」って、自分で「コレ」だと思うもの以外にも
「心のメイン・・・」や「他人から見たメイン・・・」と沢山あって、
特に第三者から見た「メイン」という印象は、記憶を蘇らせたり、思い出に繋がるような
重要なファクターである事って多いんだなぁと改めて思うのでした。
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2006/12/28 00:00 | Comments(0) | TrackBack() | [FFXI]-その他
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