「民家に見るNPCの事情(前編)」はこちらです。
バストゥークも民家が多い街です。
バストゥークの面白いところは、すべての区画に民家がある事。
ガルカが多く住む鉱山区はスラムを、
ヒュームが住む港は新興住宅街を、
様々な種族が(それでもヒュームが多いけど)住む商業区は高級住宅地といった
作りになっている気がしますね。
ガルカの住まいはやはり質素。
部屋には最低限のものしか置かれていない事が多いです。
それから全体的に家具は低めです。
右のSSで上がガルカの使うテーブルなのですが、
非常に低いテーブルで、ガルカが床に直接座って食事をするのではないか?と推測できます。
下がヒュームの民家で撮影したものなのですが、高さが全く異なりますね。またSSでは写っていませんがベッドもかなり低いものになっています。でも、調度品の高さはガルカの体型を見れば一目瞭然。ガルカは身体こそとても大きいですが、どちらかというと上半身にウェイトが置かれた体型なので、これらの調度品も適した高さなのではないかなぁと思いますね。
一方でヒュム族の住まいは調度品が多く、また書物を置いてある家がとても多いです。
SSからもそれは伺えるのではないかなぁと思います。
また、商業区に行くと前編の中でもご紹介したあの突き刺さった包丁の家があります。
その隣の旦那様のいる部屋にいくと、奥様の写真?と思しきものが飾られている事が分かります。
若い頃の奥様なのでしょうか。
髪型の雰囲気とかよく似ていますよね。
商人である旦那様と話してみると分かるのですが、
裕福なためかちょっと人を見下した話し方をします。
(奥様もですけれどね)
だけど、旦那様の部屋には奥様の写真が飾られている・・・。
こういった事から、奥様には頭が上がらないんじゃないかなぁと勝手に想像したりしてしまいます。
さぁ、最後はウィンダスです。
ウィンダスは水の区のさらに奥に民家が集まっていて、
実は一番親しみやすい国であるにも関わらず、民家との接点はあまり見えない場所でもあります。
その分、豊富なキャラクター性でもって十分そこに住む人の事を理解させてくれるんですれどね。
ウィンダスの建物を見た時、どう見ても「タルタル専用出入り口」と言わんばかりの
小さな扉が付いている建物があるのは有名な話ですが、
私の中で「タルタルの民家」と言えばコレ!というのがこの下のSSです。
部屋の中央にある大きな甕(かめ)と、そこで撹拌作業する為のスロープです。
初めてウィンダスに来た時にはこのスロープを渡ってみたくて仕方ありませんでした。
一応危険防止の為か、ロープで仕切られて渡って上から覗けないのが本当に残念。
タルタルは小さいですから、こうしてのぼって作業するんですね〜。
それを想像すると、きっと可愛いだろうなぁと思うのです。
ジュノのお店の奥で怪しいものを作っているゴブリンを思い出させます。
ウィンダスの民家も全体的に調度品が多いのですが、その中でも置物と壁にかかったオブジェが豊富に見られます。
置物の中では瓶や箱といった小物類が多く見られ、そのデザインから差がチラリ。
左のSSの上は一般の家の物。描かれたデザインに注目してもらうと、下の方のデザインが凝っている事がお分かり頂けるのではないかなぁと思います。
ものの大きさだけを見てみると、それ程他種族と差があるようには思えません。
タルタルは小さいけれど力持ちなのでしょうね。
まぁ、私の周りの方でも鎌をブンブン振り回してるようなタルタルさんもいますしね(笑)
ウィンダス内でも「お金持ち」と言われている場所になると、
部屋中を色んな物で飾り立てている所もあるのですが、
でもそれらが可愛らしくまとまっているんですよね〜。
パッと見ただけで高そうな調度品の右隅に山積みにされているのは・・・
もしかして金塊!?
いくら裕福だからってむき出しで置いておくのは危ないなぁ。
でも、それだけウィンダスはのーんびりしてるのでしょうか。
でも、ナナー=ミーゴだっていますしねぇ。
ここの家の主は虚勢を張る人なので、もしかしたら偽物をおいてるのかも・・・。
色んな想像が出来てしまいます。
その左隣にある大きな鳥の羽を模した置物も気になります。
ざっとみた感じだとオリジナルの調度品のようですね。
「民家」としては存在していないのですが、
個人的には石の区に住む博士達の生家なんか見てみたいですね〜。
あの強烈な個性を持つ博士達を育んだ家とはどんな場所なのか・・・気になります。
ウィンダスの場合は、他国以上にお店の中や各院の内装が非常にこだわりが感じられるので、
それを見てまわるのも楽しいのです。
なのでついつい遠い場所にある民家はクエストでもないとなかなか訪れる人が多くないのですが、
もしかしたら本来の民家の姿ってこうあるものなのかもしれないですね。
街の喧騒から離れた静かな所に存在するのは現実世界だってそうですから。
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