随分前の事ですが、
「パシュハウ沼で色々」という記事で、
晴れた日のパシュハウ沼の事に少し触れたことがありました。
日頃はどうしても視界が悪くて、じめじめしていて・・・という印象があるのですが、
晴れた日は本当に美しくて、沼に豊富にある植物の色が映える瞬間がたまりません。
パシュハウ沼とはどうしても切っても切れない縁のある「沼」「水」。
パシュハウ沼には全部で5つの沼が存在します。
その一部の沼の周りにあるオブジェのようなものから水が噴き出す事があるのを
ご存知の方もいらっしゃると思います。
その水の噴き出し方にいくつかのパターンがあるんですよね。
まずは水の粒が次々と沼に波紋を作りながら落ちていくタイプ。
上のSSでは少々見えづらいかもしれないので
アップにしてみました。
SSでは水の粒同士の間隔が結構あるように見えますが、実際にはもっと連続して落ちていて、これがなかなかかわいいです。
下で待ち受ける沼の水面が、粒が一つ落ちるたびに小さな波紋を作っているところを見ていると、
そばに水エレがわいたりして大慌てした事もありました。
さて、もう一つは噴き出しの際に水を環状に噴き出すパターンです。
一気に水の粒を噴き出した後、ふわっと楕円形に広がって沼へと落ちていきます。
環状に広がっていく様子は、投網の投げ出される様子にも似ています。
どちらも一定のリズムを刻んでいて、最初のパターンが16ビートなら、
後のパターンは、それに合わせてシンバルでも叩いてそうだなぁなどと思っていると、
一ヵ所から両方のパターンの噴き出しをするタイプもありました。
左側が環状タイプ。右側が粒状タイプです。
噴き出した水の音も、耳を澄ませば聞こえてきます。
両方を一度に見ていると、やっぱりリズムを刻んでいるみたいで楽しいです。
ちょっとした事なのですが、こういった小さなイベントが
ヴァナには沢山転がっているんだと思います。
晴れの楽しみ、雷が鳴れば稲妻が光り。
雨が降れば、雨霧に煙る中で懸命にその白さを主張する水芭蕉の姿もあります。
こうやってみると、それぞれの天気にそれぞれの見所があるものだなぁと改めて思いました。
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