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2024/04/21 00:36 | Comments(-) | TrackBack(-) |
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終わり行く世界に再び
今日はFFにはログインしていません。

実は相方と私がかつてプレイしていたオンラインゲームが、
来月で運営が終了となります。
その為、現在無料運営期間中となっているのです。

久々にそのゲームにログインして懐かしいフレに沢山会ってきました。
ログインして少し経つと、
「久しぶり!」「お帰り〜!」「どこか行こうよ」といった感じのメールが到着します。

一人のフレに半強制拉致されて、積もる話を沢山していました。
折りしもちょうどGMイベントが行なわれている時だったのに、
そんなものをそっちのけで、一生懸命私とお喋りしているフレを
私は気が付くと笑いながら見ていました。

そのゲームは・・・
FFみたいにグラフィックが美しい訳でもない。
戦闘に「連携」とか「攻撃間隔」がどうとかそんな戦術めいた内容もない。
FF以上にグラフィックの使いまわしだし、いつも酷評されるゲームだった。
・・・決して「メジャー」とはいえるゲームじゃなかったと思う。

だけど、何よりもチャットがしやすくて、
敵ともエンカウント戦闘という事もあって、良くも悪くも妙な緊張感がなくって、
そのまったりとした雰囲気はゲーム全体を包んでおり、
多くのプレイヤーはその空気を楽しんでいました。相方や私もその一人。
だけどその一方でFFの様な世界の広がりがあまりなく、飽きやすい傾向もありました。
そのゲームが、刺激を加える為でしょうか、対人戦の要素を色濃く入れた頃、
対人戦が苦手で、少しそのゲームにも飽きていた相方と私は
FFに本格的に移住してきました。
新しい世界(FF)は対人戦なんかよりも、何よりも刺激的だし、新鮮でした。
当然の事ながら徐々にメインでログインするのがFFになりました。
さて、そのお喋りをしているフレがふと言ったのです。
「私ね、誰もいなくなったから、一時期このゲームやめてたの」と。
「やっぱり、誰かいるだけで楽しいよね」と。
「レアさんが帰ってきて嬉しかった」と。

FFにも大切なフレがいます。
それはこの仮想空間の中だけでのつながりかもしれませんが、
その人が「ちょっと風邪ひいたみたい」って言うと普通に心配しますし、
その言動から「今日はなんかおかしいな」って気が付く事もあります。

ゲーム内で起こった出来事に一喜一憂するその私が受けた気持ちや、
その相手に対して抱いた気持ちは、
まさに「リアルの私が受けた感情」に他ならないという事。
他にもたくさん、たくさん。

・・・旅立つ人を見送って悲しかったのも、寂しかったのも。

一番好きな場所かなぁ

そのゲームは最近ではすっかり人が減って、本当に「過疎」だったそうです。
その世界で・・・NPCばかりの世界で遊んでいてもつまらない。

常日頃、フレや通りすがりにちょっと声をかけてくれる人がいる事を
当然「ありがたい」「大切な存在」だとは思っていますが、
「誰か」がいる事の有難みを、彼女の言葉から改めて強く感じました。


・・・そこにあなたがいるから楽しい・・・


それは自分が既に関わっている人達だけでなく、
これから出会うかもしれない「誰か」であっても。

そのゲームはあと一ヶ月しか時間はないけれど、
そこで出会った人達の中には、ゲームを事実上引退した後も
オンラインだけ、またリアルでも付き合いのある人が何人もいます。
「たかがゲーム」
だけどそんな出会いをくれたそのゲームに感謝。

いつか終わる世界であっても、
私が抱いた気持ちが消えることはありません。
また、相手が抱いたであろう気持ちも同様だと思っています。

そして、FFでもそういった人達にこれからも出会えるといいなと思っています。
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2005/10/15 00:00 | Comments(0) | TrackBack() | その他
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