セルビナで「ある冒険者の足跡」というクエストがあります。
通称、石碑クエストと呼ばれるもので、セルビナ町長から預かる粘土を持って
ヴァナディールの各地域にある17箇所の「石碑」の碑文を写し取ってくるという内容です。
ヴァナディールの世界観や歴史が感じられるクエストで、
手間暇がかかる割に、人気の高いクエストではないでしょうか。
先日、私も最後の石碑の報告を終えたので、ここで「ある冒険者の足跡」ならぬ
「私の足跡」を、できるだけ石碑をまわった通りに何度かに分けて書いてみようかなと思います。
なお、石碑クエシリーズと言えば、
更新を楽しみにしているblogのひとつ
「Banest in Diabolos」(by banestさん)の
石碑クエシリーズもオススメ!
こちらは、グィンハム・アイアンハートの足跡に合わせて綴られています。
まだ道半ばのようなのですが、ヴァナにある食事などと組み合わせられた
ショートストーリーが味わい深い内容になっていますよ。
■ 東ロンフォール(描かれているのは向かい合った二人の狩りをするエルヴァーン)
木々のざわめきの合間に聞こえる水の音が心地よい場所。
川の流れるこの森で、ついつい釣りをしたくなるが、
そばにはいつも釣り竿を持ったゴブリンが徘徊していた。
そんな私がいつも向かうのは朽ちた水車のそばだった。
私が冒険者として成長すると、さらに南へと向かうようになった。
しかし、成長したと言ってもまだまだ駆け出し。
少し油断するとオークやゴブリンに追われて
ランペール王の墓に逃げ込む事もしばしばあった。
この地に来ると、この世界にやってきた頃の事をよく思い出す。
■ 西ロンフォール(描かれているのは獣人旗)
サンドリアから旅立つ者、サンドリアへ帰る者。
多くの冒険者達が行き交う西ロンフォール。
初めて「チョコボ」に乗っている人を見たのはこの地だった。
いつか自分も乗れるのだろうかと眩しく見つめたのを思い出す。
西にあるオーク達の拠点では良質の材木が取れると聞き何度も通ったりもした。
中央にある「騎士の泉」は朝もやの似合う場所。
何人かの釣り師がそこで釣りをしている。
私は軽く会釈をして彼らのそばで同じように釣り糸を垂れた。
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