LV上げ・・・と言っても、しっかり稼ぐギリギリの戦いというよりは、
楽~丁度の気軽なものでした。
それでも慎重に敵を釣りながらクエアイテムのドロップを待ちます。
「今日は調子いいよねー」
「うんうん」
相方がどんどん敵を釣ってきては倒して、そしてヒーリング。
ふと見ると、格子の向こうに敵が見えます。
相方がふざけて格子の向こうの敵に/poke します。
「あははは」笑う私。
おもむろに相方がディアを唱え始めます。
「どうなるんかなー?」と言いながら。
「ダメだって!来るよ?」とは言ったものの時既に遅し。
詠唱は完了。
しっかり、ばっちり、格子の向こうにいる少しつよいクゥダフにディアが入っていました。
しかし、しばらく待っても特にやってくる気配がありません。
私の記憶では、前世の時に同じ事をしようとした人がいて、
「リンクするからダメだよ」って注意されたような気が・・・。
確かにディアをかけられたクゥダフは走って行きましたが、
どこかでひっかかってるのかな?なんて事を思いつつ、
ヒーリングしていたところで敵がPOP。早速殴りかかる私達。
そして、さくっと倒して回復をしている私達の目の前には・・・
ギャアァァァァァァァァァァディアをかけたクゥダフとその仲間達が、
確実に私達・・・というか相方めがけて走ってきます。
二人して半笑いになりながら、逃げる事も出来ず、死を覚悟の戦闘へ。
どうやら一番遠いところからご丁寧にも釣ってしまったようでした。
もちろん、全てを撃破なんてとてもじゃないけど無理でした。
そもそも、私達が
「今日は調子いいねー」
「死なないねー」
と言った日は、必ず最後で死んでしまうという・・・。
その場所に誰もいなくて本当に良かったと思うと共に、
この時ばかりはディアの詠唱の早さをちょっと呪いました。
興味を持つのは良い事です。
でも行動する前に、ちょっとだけ立ち止まってみましょう!
でも、それもこれも、楽しい思い出の一つです。
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