私は道が分かっているとはいえ、私のシーフはLV18です。
かなり怖い状態ですね。
ある時は岩沿いを、ある時は大きく迂回をしながら、ジャグナーを抜けていきます。
個人的にジャグナーの風景って好きなんですけど、
でも、このLVの時は風景をゆっくりと見る余裕もなくて、
さらに鬱蒼と茂る木々が、視界の邪魔をして歩きにくいんですよね。
バタリアに向かうまでの間、何体か敵を倒しつつ慎重に進みます。
とてとてのオークなどが闊歩する間を、こっそり歩く私達。
「こわいねー」
「でっかい木がいるよ・・・」
とフレははしゃぎつつも慎重な姿勢。
そんな時です、バイオがフレに入りました。
急いで調べたところ、とてとてのオークです。
絡まれたフレはすっかり慌ててしまっているのか、立ち尽くしたままです。
「もしかして落ちた?」と思ったのですが、ふと思い出した様に
走り逃げ出したのでひとまず安心。
しかし、逃げている方向がトラの穴に向かっています。
すぐに追いかけるものの、弓は届かないし・・・困りました。
そうこうしている間にフレのHPが減って行きます。
「止まって!」
フレが止まりました。
やっと追いついた私は不意打ちでオークのタゲを取る事に成功。
「北逃げて」一言だけ言って私は反対方向に走っていきます。
バインドやガ系の魔法が来たら恐らく終わりです。
「北って?;;」
フレが聞いてきます。
こっちも必死ですのでおのずと単語での説明に。
「マップ右上出口」
「おk」
とにかく、バタリアにさえいければ、あとは意外となんとかなるのが、
サンド→ジュノのルートです。
なんとか無事で・・・と願いつつ、私はひたすら逃げます。
かなり頑張って逃げたのですが、OUTPOSTの付近で私が死亡。
「ごめん;;」フレがそう言いながら、バタリアに出たのを確認してから私もHPに戻りました。
急いでチョコボに乗りバタリアへ向かいます。
よく考えれば、ここでメインに着替えても良かったんですけどね。
急いでましたので、その時フレが「あう」と声をあげた事に気がつきませんでした。
やっとの思いでバタリアに着き、
「おまたせー」と言うと、そこにはフレの亡骸が・・・。
え?と思ったのですが、思い出しました。フレがバイオをかけられた事を・・・。
「とりあえず、レイズ頼んでくる」と私。
まずはジャグナーでサーチしたのですが、あいにくレイズ出来そうな方がいらっしゃいません。
では・・・という事でバタリアでサーチ。
白さんがソロでいらっしゃいます。
レイズ依頼をするのは実は初めての私。
お相手の方がPT中でない事を確認した上で、
レイズをお願い出来ないか頼んでみたところ、快く応じてくださいました。
そして、待つこと数分。なんとチョコボに乗って来て下さいました。
フレが無事に生還。
「がんばってねー」と白さん。
「ありがとうございました」と私がお礼を言うのですが、フレの動きが止まってます。
「どうしたのかな?」と思っていると、
しばらくして「ありがとうございます!」とフレが何度も言っています。
/waveして別れたあと、フレが説明してくれました。
なんと、フレのLVを見て「もし必要だったらどうぞ」と
「ゴゼビの野草」3つをトレードして下さったのだそうです。
「最後の1つは自分で手に入れてね」という言葉と共に。
なんて親切な方なんだろうと素直に思いました。
もちろん、レイズをして頂いただけで十分なのですが、
この「ゴゼビの野草」を3つって所に、その人の優しさが感じられる気がしました。
なんだかこういうのっていいですね〜。
フレもすごく嬉しそうでした。
衰弱が解けたあとは、一路ジュノへ。危なげなく到着です。
「ようこそジュノへ!」ってちゃんと/welcomeしてあげました。
明日にはフレもチョコボライダーになります。
おめでとう^^
そしてレイズしてくれた白さん、どうもありがとうございました。
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