「さっきtellくれた人20だった」「ほう。なんか大変そうだなぁ」「あっさり断っちゃったけど調べてから答えれば良かったよ」「まー予定あるんだし仕方ないよ。
こっちあっさりドロップしたらその人達の分もグール狩ってみたら?」「うん、そうしよかな」こんな会話をフレと交わしたものの、フレのサレもなかなか出なくて苦労します。
レベルの高い私が次々とグールを狩りながらグスゲン内を周っていると、
さっきtellをくれた人がグールを相手に苦戦していました。
その傍らには白魔道士の方が周囲にいる犬との距離をはかりながら、
懸命に回復しています。
少しだけでも助けになればと、私はその犬を倒してそこを通過していきました。
戦闘が終わった二人がこちらに向かって何度も御辞儀をしてきたのです。
「
【骸骨
】 【とてもとても強そうな相手です。
】XD」
「
【ありがとう。
】」
二人にそう言われて、私にはますます罪悪感が・・・。
私は二人が絶対に来れそうにない場所でグール狩りを再開しました。
するとサレコウベをあっさりドロップ。
フレの分が取れたので、そのまま周囲のグールも狩りましたがドロップならず。
私の予定の時間まではあと30分程度。
フレも早くサポを付けたいだろうと思い、
一人でセルビナに向かってもらうようにお願いしました。
「さっきの子達も早く取れるといいな」「うん、手伝ってくるよー」私はさっきの人にアイテムが取れたか確認をすると、「まだ」との返事。
「あまり時間はないけれど手伝いましょうか?必要ならPTに誘ってね」と伝えると、
程なくしてPTの誘いが来ました。
戦闘中にも積極的に声をかけてくれるその方と、ちょっと控えめにお話になる白さん。
大まかな話しか分かりませんが、二人は18でクエを受けてから、
ふんどし、腹虫・・・と、アイテムを揃えているうちに19になってしまったそうです。
残ったサレコウベは砂丘で数少ないグールを懸命に倒していたそうですが、
全然落とさない為、グールを湧かせる為に弱めのゴブリンを倒しているうちにとうとう20に。
すっかり困っていると、人にグスゲン鉱山の事を聞いたのだとか。
だけど、ここの敵は強すぎる・・・ここに来てから既に二回戦闘不能になった事などを
教えてくれました。そこにやってきたのが私達だったという訳です。
いつもなら、出来るだけ近いレベル帯でお手伝いしたいなぁ・・・と思う私も、
ここまで苦労しているのならば、なんとかアイテム手に入れてあげたいな
・・・そんな風に思いながらグールを叩いていました。
すると、
Ghoul は、呪われたサレコウベを持っていた!不意に出たログを見て湧く私達。あとひとつです。
ここまで来たら余計にもう一人の方の分もゲットしたいものです。
二体、三体と狩り、「骨くずを持っていた!」のログを何度も見て、
「サレコウベ落とせー」とか、グールの頭を叩いてみたりしながら
戦った挙句、とうとう待ちかねた二度目のログが流れてきました。
Ghoul は、呪われたサレコウベを持っていた!こうしてようやくレベル18から求め続けたサポアイテムを
その二人は手に入れる事が出来たのです。私も心底ほっとしました。
さぁ、ここから脱出です。
「テレポデムしましょうか?」 「えっと、どこにワープするんですか?」「コンシュタットです」 「お願いします」コンシュタットに飛ぶ事を知らない・・・この時点で気が付くべきでした。
でも、時々いらっしゃるんですよね。
どこに飛ぶか分からないという方。
レアは、レアにテレポデムを唱えた。
レアのテレポデムが発動。
→レアは、ワープします。
=== Area: Konschtat Highlands ===
白「XD」
私「o...sorry」
tell主「No problem」
迎えに行こうかと思いましたが、自分達で出られるという事だったので、
テレポストーンの事を伝えてから、私はパーティ離脱のボタンを押そうとしていました。
そのログには何度も何度も
【ありがとう。
】と流れていきます。
私「
【また会いましょう!
】」
そして離脱。
最後に改めて二人からtellで
【ありがとう。
】という言葉をもらいました。
最初はろくに調べる事もなくあっさり断った自分がいたのに、
ここまでお礼を言われてなんだかくすぐったい気分でした。
お二人に心の中で何度も何度も/cheerを送りました。
これからもがんばって!二人のネコさん!
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