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2024/04/27 11:51 | Comments(-) | TrackBack(-) |
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満月をまちわびて
以前に、フレの白タルさんを伴ってジ・タに行った事があります。
その際にロ・メーヴまで行ったのですが、当時はまだ白タルさんのレベルが低かったことと、
満月ではなかったこともあって、あえて遠くから眺めるだけで終わりました。

白タルさんは一時期FFを休止されており、復帰後もプレイ時間に制約があることから、
今でもレベル30には届いていません。
時々ちょこっとログインして、ちょこっと経験値を稼いでログアウトしていく日々。
そんな白タルさんと話をした際に、ロ・メーヴにある「神々の間」の話になったのです。
そこにあるものの背景の話などを織り交ぜて説明したせいなのか、
その話にとても関心を示してくれた白タルさん。

それから数日後、白タルさんがロ・メーヴにいることに気が付きました。
満月に近い日だった事もあり、すぐに「神々の間」に行きたいんだという事は分かりました。
(何事もなく行けるといいなぁ)
そう思って、その日は何も声をかけずに私はログアウトしました。

でも、その翌日もそのまた翌日も白タルさんはロ・メーヴにいたのです。

早く満月にならないかな・・・
私の思い違いかと思いましたが、
白タルさんがロ・メーヴにいる理由はやはり「満月」を待っていたのでした。
「次の満月は○○日のX時〜で、その次が○○日のX時からだよ」
「じゃあ、○○日に行ってみようかな。ログインできるか分からないけれど・・・」
こうして、白タルさんが「ロ・メーヴに行くかも」といった日がやってきました。

何時にログインするかも分からない白タルさんを待っていたのは私とタルフレでした。
とはいっても、白タルさんが一人で行きたいという事であれば、
かえって迷惑になってしまうし、その点は注意しなくてはなりません。
ただ、白タルさんが僅かな時間を利用して経験値を稼いでいる事を知っているだけに、
「万が一」を心配してしまっていたのです。

そして、白タルさんがログインしてきたところ、早速テルを送って確認をしてみます。
するとやはりロ・メーヴに行こうと思っているとの事なので、
「迷惑じゃなかったら・・・」とタルフレと私が一緒に行ってもいいかと聞いてみました。
「うん、いいよー」その答えを聞いて、タルフレと私は白タルさんと合流をしたのです。

ロ・メーヴに着いてから、まだ満月までには少し余裕がありました。
インビジで通っていく中央のルートは、さほど心配はないと思いましたが、
唯一、私が不安に思っていたのがあの泉のところでした。
「この道をまっすぐ行くと、ちょっとした広場みたいなところにでるのね」
「うん」
「その周りにも敵がいるけれど、魔法感知なので気をつけて。
インスニなくても平気だから慌てないでね」
「聞いといて良かったw周り強いから焦っちゃいそうだし」
そして、とうとうその通路が繋がる瞬間がやってきました。

中央の橋がかかり、すぐにインビジをかけて走り始めた三人。
三人とも無事に泉のある場所まで辿り着きました。
泉のそばに立ち、見入る白タルさん。ここの泉は本当に美しいですよね。

ここは本当にきれいなところですね。

もう安心だ・・・そう思った時のことでした。

<白タル>は、<白タル>にスニークを唱えた。

すぐに反応をしたのは白タルさんのそばにいた敵でした。
「あ」
白タルさんの発言と、倒されるログがほぼ同時に流れていきました。
申し訳なさそうに謝る白タルさん。
安全を確認してすぐそばにいたタルフレがレイズする事が出来たので良かったですが、
危うく白タルさんの決死の冒険が、あと少しで神々の間というところで、
帰還を余儀なくされるところでした。

ひとまず神々の間へ、白タルさんを先頭に進む三人。
「ああ、これが・・・」
まずはアルタナを見つめ、そして後ろを振り返りプロマシアを見つめ、
「大きいなぁ」と感嘆の声をあげています。
一番見たかったというプロマシア像
中でもプロマシア像は特に見てみたかったらしく、
「(プロマシアは)もっとおじさんを想像していたけれど、
意外に綺麗なお姿で、いい意味で裏切られた」と感想をもらしていらっしゃいました。

もうすぐまたあの泉に光が宿る時間。
せっかく来たのでまた見に行こうと話したあと、
白タルさんはうやうやしくプロマシア像、
そしてアルタナ像に一礼をして、
私達にも「一緒に来てくれてありがとう」と
おじぎをしてくださいました。

外の泉を見に行ったのは良かったのですが、
なかなか水が湧き出さない為、
私は時間を間違えたかと思って不安でした。
白タルさんも「こういうオチもありかな」と
半ば笑っていて、私も自分の記憶のあいまいさに
申し訳なく思っていました。

すると、一気に水がわきだして水面が鏡のように輝くと
そこにうつったのは紛れもなく満月!

「おおおお」
「うわーー」
「すごーーー」
「綺麗だ・・・」次々と白タルさんの言葉でログが埋まっていきます。

実はタルフレも水が湧く瞬間を見たのは初めてでいたく感激していたのですが、
とにかく白タルさんが想像以上に喜んでくれて、私も嬉しくなりました。
余計なお節介をしたかもしれないけれど、
結果的に神々の間やこの泉をゆっくり見てもらう事が出来て本当に良かった。
別れ際に何度も白タルさんがお礼を言ってくれるものだから、
逆に恐縮してしまいました。
次はちょっとだけでも一緒にレベル上げでも行けるといいねぇ。

なんだか引率の先生みたいな気分でした。
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2008/01/16 00:00 | Comments(0) | TrackBack() | [FFXI]-まったり
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