ロランベリー耕地と言えば、街道に沿った美しい並木道と、
その周囲にある段々畑を思わせるような果樹園が特徴的。
気候もいかにも温暖な感じで、肥沃でのどかな場所といった雰囲気を醸し出しています。
ここの並木道をチョコボで走っていると、景色がどんどん後ろへ流れていくのが本当に爽快で
操作している私自身も、さながら心地よい風でも受けてそこを走っているような･･･
そんな気分になれるんですよね。
ロランベリー耕地のマップを改めてよく見ると、
東側に「Brutus's Field」西側に「Dietmund's Field」という
二人の人物の名を冠した畑があるのが分かります。
Brutus はジュノ上層のチョコボ厩舎にいる人物。
すぐに気が付く方も多いでしょうね。チョコボ取得のときにお世話になる方です。
そして、Dietmund もまたチョコボ取得の際に関連する人物でジュノ下層に住んでいます。
クエストの際に「うちのチョコボを返せ」と息巻いていた人物といえば
記憶に残っている方も多いかと思います。
それぞれに獣使い関連のクエストでもお世話になる人物ですね。
チョコボ取得の際には、会話の中でもさり気なく
「ロランベリー耕地で倒れているところを･･･」と軽く触れられていて、
二人の名を冠した畑がある事を違和感なく受け入れられるようになっています。
この二ヶ所の畑を中心に栽培されているのが、
ブドウのような植物だったり、
ウィンダスの天の塔の書記官 Kupipi ちゃんも大好物のロランベリーだったりします。
これらの果実が、栽培されている場所によって色が違うのはよく知られていますよね。
これはブドウのような果実。
実在のブドウと重ねると品種の違いなのかなぁと勝手に想像しています。
緑はマスカット、赤はデラウェアなんかに近いのかな？黒は巨峰かな。
横を通りかかるとついついつまんで食べてみたくなります。
そして、こちらがロランベリー。
ロランベリーは蟲の唾液によって防腐処理された年代物が特に人気なのだそうですが、
やっぱり中央の赤い実が一番おいしそう。
一般に市場に出回っている「ロランベリー」のアイコンはこの色が基準になっているみたいですね。
そこから年代を経たロランベリーは、アイコンの色も黒っぽくなっています。
さて、この広大な畑を見回っているのが Goobbue Farmer ではないかとよく言われています。
Farmer と名がついているせいもありますが、
畑のそばでのっそりと歩いている姿は、敵ながらどこか牧歌的な味わいすら覚えます。
ここで冒頭の二人が出てくるわけなのですが、Brutus も Dietmund も獣使いなんですよね。
この二人が巧みにこの Goobbue を操り、クゥダフが果実を盗み食いしたり（するのかな？）、
害虫の駆除をするような役目を担っているのでしょう。
（ですが、一般の獣使いは Goobbue は操れないはずです。Brutusさん達はすごい！）
でも、上のSSの様にクロウラーがのさばっているのを見逃していては、
Goobbue 達も「かえれ」されてしまいそうです。
二人の獣使いによる広大な農園。
それがロランベリー耕地という場所を一番端的に表しているのかもしれないですね。
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雨で暗い画面になりがちなパシュハウ沼から
ロランベリー耕地に出た瞬間というのは、
まるで夜から一気に朝になったかのような感覚を覚える事があります。
その目に飛び込む鮮やかな緑はとても新鮮です。
そのままジュノに向かって並木道に沿って走って行くと、
大きく東にカーブしていくところがあります。
脇にある山と山の間から見える太陽がとても美しく、
さらに後ろを振り返ると自分の後ろにゆるやかにのぼる坂道に続く並木とそこを透過していく光。
朝方のロランベリーは本当にキラキラしています。
お昼は鮮やかな緑を楽しんで、夕暮れはピンクに染まる空を眺めるのも素敵です。
そして、夜。
小高い場所で且つ、周りの障害物が少ないという点で、
ジュノのそばにあるウェポンのいる丘の付近は
星空を見るのにもうってつけです。
そして、また朝が近くなったら近くにある骨に登ってみてください。
東側に山があるのですが、視線は西側を中心にしつつ陽が昇るのを待っていると、
ロランベリー耕地が自分の後方から明るくなって行くところはとてもきれいですよー。
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