ヴァナディールの空模様は目まぐるしく変わっていきます。
初期エリア、
ジラートエリア、
プロマシアエリアの空。
そして、アトルガンエリアの空。
それぞれに味があってどれも良いなぁと思うところがあるのですが、
初期エリアの独特のにじみがある空が、個人的には一番見ていて落ち着く気がします。
洗練されているのは明らかにアトルガンエリアだと思いますし、
あの空に浮かぶ月は幾層にも重ねられた色合いが
なんとも言えない幻想的な雰囲気を醸し出していて、そちらも好きなんですけれどね。
本来の空を楽しむにはやはり快晴時の空を見るのが最適です。
時間帯に関わらず澄んだ空を楽しむ事が出来、
特に顕著なのが太陽の出ない「夜」の空模様。
澄んだ夜空に浮かぶ沢山の星が見えた時には、
思いのほかヴァナにも沢山の星があることを知る人も多いのではないでしょうか。
そして、そんな夜空もあるかと思えば、星の浮かばない空もあるんですね。
先日、私は初めてそんな空に遭遇しました。
場所はザルカバード。
真っ暗なこの空は不具合でもなんでもなく、特殊な天候条件での「真昼の空」なんです。
真昼なのですから、星が瞬かないのは当然の事です。
ザルカバードの天候条件を考えると、決して「珍しい」と言える光景ではないはずなのに、
今までプレイしてきて初めてのこの光景にため息がこぼれました。
いわゆる「日食」と呼ばれる状況で、闇の天候マークが二つ並んだ時(強天候時)に
真昼であってもこんな空になってしまいます。
「日食」現象という事もあって、深い紺青の空に浮かぶ太陽は
一体どんな風に見えるんだろうかと探してみました。
ぼんやりと光が見えるだけの状態なんですね。
ヴァナディールの「日食」はあくまでも天候の一つなので、
現実のそれと比べるのは無意味なんですけれど、皆既日食や金環食のような
太陽の見え方をしても綺麗なんじゃないかなぁと思いました。
それにしても、この空の下にずっといると不安な気持ちも抱いてしまうのですが、
一方ですごくカッコいいなぁと思ったり。
魔法のエフェクトも映えそうで、急いでなければもっと色んなSSを試して撮ってみたかったです。
最後に余談ですが、
この空って裏の空にとても似ている気がするのですが、
裏に行った事のある方、いかがでしょうか。
私は裏に行った事がないので、他の方のブログのSSで見る事でしか知らないのですが。
以前に他のブログで掲載されていたSSで、
こんな感じの空に白く光る月が輝いていて・・・。
なんとなくですが「裏」とはそんな雰囲気の場所なのかなと想像していました。
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