レベル50になった時、自分の中で色々とやりたい事がありました。
これまでも色々と節目になるミッションやレベルはあったのですが、
レベル50というと「大台に乗ったなぁー」というのが実感としてありました。
「稀なる客人」をクリアした事や「侍」を取得した事も、
やってみたかったことの一つだったのですが、
もう一つやろうと思っていた事があります。
この話は既に一週間ほど前の出来事になります。
天晶暦1006年1月22日(雷) 1:15<満月>
この時私がいた場所は聖地ジ・タの北端でした。
目の前におぼろげに見える白い建物。私の目的地はそこです。
ジ・タを抜けると「ロ・メーヴ」というエリアに入ります。
ここには「神々の間」という場所があり、ぜひそこに行ってみたいと思っていたのです。
ジ・タはチョコボで駆け抜ければいい事はわかっていたのですが、
どうしても自分で走ってロ・メーヴへ行ってみたいと思っていました。
当初はインスニもなしで!と意気込んでいたのですが、
途中から敵がぐっと強くなってしまい、思ったより手間取ってしまいました。
結果的にインスニ全開で向かう事になってしまったのですが、
数日前から立てていた計画で、
どうしても満月の間の0時〜3時にロ・メーヴに着く必要がありました。
その理由は「橋」でした。
ここは「神々の間」へ向かう通路が東西に一本ずつと、中央突破ルートがあるのです。
この中央突破ルートが一番楽に「神々の間」へ行けるルートなのですが、
この通路が使えるのが「満月」で「0時〜3時」の間のみ。
それと、満月の時に水を湛える泉も見たかったのです。
そしてヴァナ時間で1時を少し過ぎたとき、ようやくロ・メーヴに着きました。
ホラの岩などと同じ材質の建物で、中央には高い塔が見えます。
その塔のある場所が「北」であることを示すように北極星がキラリと光っています。
中央のルートは目論見どおり開通した状態です。
ここにいるのは視覚&魔法感知のモンスターのゴーレムのみ。
インビジだけをかけて一気に中央ルートを駆け抜けます。
ところどころ崩れた壁の瓦礫。
周りに見える白い景色。
遠くに見える針葉樹林の森。
そして近付く白亜の塔。
その手前には満月をうつす泉。
SSではインビジがかかっているのですが、
この泉の周囲には魔法感知のドールしかいないので、姿を出した状態でも本当は問題ありません。
水面に映る雷曜日の紫の月が、泉いっぱいにその色を滲ませて、
波紋を通じてその色がまたひろがって・・・。とても幻想的です。
来て良かった!
時間いっぱいその場で飽きもせずに見つめていました。
いよいよ「神々の間」へ入ります。
中に入ると飾り天井から漏れる光がスポットライトの様に床まで光を届けています。
荘厳な場所である事を入口から感じ取ります。
ゆるやかなスロープの様な階段をのぼりきりました。
小さなアーチ型の通路をくぐるといよいよ「神々の間」です。
そこに足を踏み入れた瞬間、その光景を見て私は自然と歩いていました。
走った足音さえもなんだかその空気を乱すような・・・そんな気になったのです。
様々なblogで色んな画像を見てきました。
だからここがどういう場所なのかも知っていました。
正面には女神アルタナがいて。
後方には男神プロマシアがいて・・・。
上から降り注ぐオーロラの様に揺れながら光が降り注いでいて。
実際に目にした時、正直な言ってここまで感動すると思いませんでした。
やはり自分の目で見るということは全く違うものですね。
アルタナの姿とプロマシアの姿はあまりに異なります。
いつかその答えが、まだ進めていないミッションなどによって分かってくるのだと思います。
いつかアルタナ像の足元にあったゲートを越えて行く日が私にも来るのでしょうか。
今は全く想像できないのですが、
これまでも同様に思う事が沢山ありながら、
こうしてこの場所まで来られるようになった自分がいるのも、また事実なんですよね。
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