数日間旅に出ていましたが、無事に帰って来ました。
日曜深夜には帰宅の予定だったのですが、結局月曜にずれ込んでしまいましたよ。ふぅ〜。
さて、FFシリーズではレギュラーメンバーと言える「シド」ですが、
FFXIでもバストゥークの大工房に研究室を構えています。
シドについては大工房にいるNPCと会話をすれば、
その優秀さなどは伺い知れるのですが、そのシドの心の苦悩を垣間見る事が出来るクエストが
今回クリアした「工房長の秘密」というクエストです。
シドからの依頼は、
バストゥーク港に「蒸気の羊亭」という店のおかみさん（Hilda）が
困っていることはないか？困っていたらそれを手助けしてやってほしい
･･･という内容。
シド自身の頼みというよりも、むしろ何か別の思惑があるような気がして、
詳しく話が聞けないものかとシドに話しかけるのですが、
シドの口からは詳しいことは一切語られません。
すっきりしないまま、言われたとおりに「蒸気の羊亭」にいる Hilda と話してみると、
「仕入れがうまくいってない。ロランベリー874が欲しい」という要望が。
私はそれを取りに行く事になります。
「ロランベリー874」はクロウラーの巣にいる Drone Crawler がドロップするのですが、
この Drone Crawler を呼び出す為にトレードする必要があるのが「ロランベリー881」。
そしてこの「ロランベリー881」は Guardian Crawler がドロップしますが、
Guardian Crawler を呼び出す為には「ロランベリー」が必要です。
いずれも競売で入手出来るアイテムではあるのですが、
ここはひとつ最初から取りに行ってみようではありませんか〜。
最初のトリガーアイテムである「ロランベリー」はジュノ上層のお店で調達。
アイテムをトレードすると必ずNMがPOPするという訳ではないので、
一緒にクリアするフレの分も含めて、とりあえず1ダースのお買い上げです。
1ダースのロランベリーは何度かの呼び出し失敗を経て5個の「ロランベリー881」に。
Guardian Crawler そのものは、レベル58の黒・白、レベル43の戦士の三人で戦いましたが、
十分過ぎるほどの戦力でした。
もともとレベル上げの際に手に入れた881が4個あったので、合計9個を手にして
今度は Drone Crawler を呼び出す場所まで移動〜。
最終的には「ロランベリー874」は4個手に入ったので良かったですけれど、
ロランベリー1ダース分だけではちょっと心許なかったですね。
こうした手順を経て手にした「ロランベリー874」をバストゥークで待つHildaの元に届け、
シドに報告すれば終了です。
以降はクエストの感想を。
ネタバレの内容を含みますので、あらかじめご注意下さい。
このクエストを受けたのはもうずいぶん前。
クエストを受けた当時はシドと Hilda は元恋人とかそれに類する人で、
それで夫を亡くした Hilda の役に立ちたいと思ってるのかな･･･と勝手に想像していました。
でも、この話は「秘密」という名がつくだけあって、もっと重たい話だったのです。
大工房内でNPCと話していると触れられる「過去の事故」の話。
特に Striking Snake が語るこの言葉
「あんな事故がなければ、火薬研究所もギルドとして
独立してもおかしくなかったんだがな……」は、一体どんな事が起こったのだろうかとずっと気になっていました。
シド大工房長の秘密はこの事故に起因するものでした。
クエストでは事故についてと、そしてそれによって背負うシドの心の重石に
はっきりと触れられる事になります。
「ロランベリー874」を Hilda に手渡すと、
彼女は目の前にいる冒険者を導いたのがシドであるという事に気が付きます。
Hilda の夫だった人はシドが弟の様にかわいがっていた後輩。
いろんな不幸が重なった出来事だったとは言え、
大切な後輩を自らが開発した火薬が命を奪うことになるとは･･･シドもさぞ辛かった事でしょう。
もちろん、Hilda だってそうです。
ましてやそれが、夫が尊敬する先輩が開発したものが引き金であるのならば、
ただひたすら一人で悲しむより他なかったと思います。
シドにしてみれば、彼女の悲しみを共に分かち合う事も出来ず、
ただそっと彼女に手を差し伸べるしか出来なかったのだと思います。
表立って動けないシドは冒険者を彼女に寄越して彼女の手助けをさせることによって、
命を奪ってしまった後輩と、残された妻の支えになろうと考えたのですね。
一方で Hilda もシドが背負ったものから開放されるべきと考えていたようです。
彼女は夫がシド宛に書きかけていた手紙を冒険者に託して、
これからも「蒸気の羊亭」を守り続けると伝えます。
Hilda が今日までこの手紙を渡せなかったのも、心情的にとても理解が出来ます。
そして、「今」渡した事も納得の出来る流れで自然と受け入れることができました。
この手紙はシドに渡しましたが、きっとシドが「命を奪った」という事に関して
開放される事はないでしょう。
でも、後輩の気持ちや Hilda の気持ちは十分伝わった事が、
その後のちょっとしたシドの言葉・しぐさで分かるようになっています。
いつか、シドが「蒸気の羊亭」で Hilda と一緒に大笑いしながら
食事が出来るといいですね。
さて、このクエストには続きがあります。
その名も「常連客」。
この「ロランベリー874」を注文した客が絡むお話のようです。
いつか、こちらもクリア出来たら、きっとこのストーリーの深さが
今よりも増すような気がします。
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工房長の秘密
依頼主：Cid（大工房2F H-8）
内容：バストゥーク港にある「蒸気の羊亭」のおかみさんを助けて欲しい
報酬：ラムマント（防5 耐氷+5 Lv36〜 戦モ赤シナ暗獣吟狩侍忍竜青コ）
攻略：
Cid（大工房2F H-8）と会話 → Hilda（バス港 E-6）と会話 →
クロウラーの巣の Drone Crawler より「ロランベリー874」を入手 →
「ロランベリー874」を Hilda に渡す → Cid と会話
「ロランベリー874」入手まで（私が行ったルートです）：
クロウラーの巣の最初のマップJ-9にて「ロランベリー」をトレードし、
POPした Guardian Crawler から「ロランベリー881」を入手。
H-8より二枚目のマップに進み、H-7にて「ロランベリー881」をトレード。
Drone Crawler から「ロランベリー874」を入手。
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