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2024/11/21 19:01 | Comments(-) | TrackBack(-) |
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憂鬱の終わり。野望の実現。
まだ古代魔法が今よりは高値で取引されていた頃、
「古代魔法は出来れば自分で取りたい」
という、黒魔道士であるタルフレの思いを
「黒魔道士の憂鬱」というタイトルで、昨年の5月末にこの日記に書き残しました。

これまで、唯一修得レベルで覚えられたフリーズ、
それからトルネド、バースト、フレアと手に入れてきました。

完全につまづいたのはフラッド。
狙い始めた頃には私達にはまだまだきついドロップ対象の敵が、
いつの間にか格下になっていました。
倒すのは格段に楽になりました。
ですが、だからといってあっさりドロップしてくれる事はなく、
少し前に「フラッドは何処へ」という記事を書かせるまでの状態になりました。

その記事に寄せられたコメントには、「出ましたよ」「今出ました」という
こちらも力づけられるようなものがありました。
私はもちろんの事、当の本人であるタルフレも、
それらのコメントを見てまた気持ちを奮い立たせ、
ある時は二人で、ある時はエルさんも含めた三人で、
時間があればベドーへと向かうようになりました。
ですが、その後もフラッドは落としてくれません。
ドロップ率は悪い、でも出ている人達がちゃんといる。
分かってはいても「何故でないの?」と思ってしまうどうにもならない気持ち。
倒した「Sapphire Quadav」がトータルで250体を越えてくると、
ついさっき分けてもらった元気さえも消し飛んでしまいそうで・・・。

あの場所でサファイアを狩った事がある方はお分かりのとおり、
決して数多くいる訳ではないので、
次々とテンポよくサファイアのみを狩るといった事が出来ません。
ただ救いだったのは、私達がそれぞれWSクエなどを受けていて、
潜在消しなどのついでにそれらを狩る事が出来た事でした。
この事はタルフレにとっても「手伝ってもらっている」という気持ちの負担を
ほんの少し軽くするものでした。
さて、次はいつ狩りに行こうかと話していました。

それは突然決まりました。
昨日付けの日記にも書いたWSクエをクリアする為に各地を回ったあと、
このあと何をしようかと皆で相談していた時の事です。
「フラッド取るのを手伝ってもらえませんか」というタルフレの言葉で、
私達はそのままベドーへと向かうことになりました。

フレさん達もいる事で、いつもは大体ベドーで戦っていたのを
クゥルンの大伽藍に場所を移しました。
ですが・・・あいにく他のプレイヤーさんもいてお互いにマズい状態になってしまったのです。
再び場所をベドーに移しサファイア狩り。やはりなかなか落としてはくれません。

「○時になったら終わりましょうか」
タルフレが区切りを付ける為にそう言いました。

「残り時間で出しますよ」と励ましてくれる忍者さん、
サファイアのわくポイントを行ったり来たり動き回って、
なんとか数を確保しようと奮闘する赤さん、
あっという間にタルフレの言った時間まで残り5分程度になりました。
今戦っているこのサファイアが最後になるかなと思って倒しました。

Sapphire Quadavは、フラッドを持っていた!

ようやくフラッドが出ました

お前か、お前が持っていたのかー!
ログが流れた瞬間に、思わず皆から歓喜の声があがります。
「おおおお」
「すげえええええええええええええ!!!!」
「やったーーーーー」
タルフレのロットイン。そして皆でパス。
トータル273体目。ついに一番苦労していたフラッドがタルフレの手に入りました。

フラッドお披露目~

手伝ってくれていた忍者さんが
「本当に出るとは思ってなかった」との事。
ベドーにはよく来ていたけれど、フラッドのドロップは忍者さんも初めて見たそうです。
本当におめでとう!これで一つの難所を越えました。
でも、まだ終わりではありません。残すは「クエイク」のみ。

パーティを解散し、休憩を挟んだところで
タルフレ、エルさん、私の三人が向かったのは・・・修道窟の奥深く。
そうです。クエイクを落とすあのNMがわくところでした。

クエイクにもいくつかの入手手段がありますが、
私達が狙ったのは「Orcish Warlord」「Orcish Hexspinner」からのドロップでした。
NM扱いといってもそのPOPは20分~25分。
周りを狩りながら倒すにはちょうど良さそうでした。
以前であればここのオークを倒す事なんて考えもしなかったのですけれどね。
73戦、71白、モの三人で雑魚はもちろんNMも特に危なげなく倒す事が出来ます。

こちらは、Orcish Hexspinner。魔力の泉を使ってきます。

フラッドを入手した勢いでクエイクもドロップして欲しかったのですが、
あいにくこの日はドロップしないままパーティは解散。
翌日、三人揃って再びクエイク取りに向かいました。

「Warlord」「Hexspinner」のPOPも三度目を迎えたとき、
エルさんの片手斧の潜在が外れました。
四度目のPOP、先にPOPしたのは「Orcish Warlord」の方でした。
私がとどめを刺し、倒れたWarlord。

Orcish Warlordは、スタンを持っていた!
前日から合わせて4つ目のスタンのスクロール。もういいよ。

Orcish Warlordは、クエイクを持っていた!
お、おおおお。

出た、出た、クエイクー

ついに・・・ついに・・・古代魔法制覇!!

「よく頑張ったね」思わず出てしまった言葉でした。
「みんなのお陰です」タルフレはお辞儀をしながらそう言いました。

さぁ、早速披露・・・と行きたいところですが、この時は白だったので
後日黒魔道士の時にクエイクを披露していただきました。

クエイクお披露目です。ちょっと地味?

古代魔法は特別だから自分で手に入れたい。
タルフレが選んだ方法は、恐らく本人も想像していないほどの時間が
かかってしまう選択肢になってしまいました。
ですが、目の前で古代魔法が買いやすい値段に下がっていく中で、
最後まで自分の気持ちを貫けたことに対し、
大きな拍手とおめでとうの言葉を沢山送りたいと思います。

本当に良かった。おめでとう!

応援して下さった方、情報を下さった方、ありがとうございました。
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2008/05/04 00:00 | Comments(0) | TrackBack() | [FFXI]-アクティブ!
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