めったにない事なのですが、ブログを書いていて「うわーっ」て思うのが、
書きかけたものがなんて事ないことで消えた瞬間。
・・・っていうことが、これから書こうとする内容について起こってしまいました。
もうほとんど書き上げていたのにー。
こんな時に限ってエディタに保存してなかったりするんですよねーもう!
と、ぼやくのはここまでにしてっと。
ファーストジョブのアーティファクト(AF)は、大抵の人は全パーツそろえるでしょうし、
一つひとつ身に着けていく喜びが溢れるものではないでしょうか。
フレのPさんにとってファーストジョブである戦士。
既にレベル70になっているPさんがまだ唯一取っていなかったAFのパーツが
「ファイターロリカ」という胴装備でした。
戦士AFクエストの最後を締めくくる「語り部の遺品」というクエストの報酬なのですが、
このクエストでは三体のゴブリンNMと戦う必要があります。
Picklix Longindex・・・「絶対回避」を使うシーフタイプ
Moxnix Nightgoggle・・・「イーグルアイ」を使う狩人タイプ
Doglix Muttsnout・・・「女神の祝福」を使う白魔道士タイプ
そのNMを倒す為に集まったのは、私のほかにエルさんとタルさん。
今回はPさんも含めて四人での挑戦となるようです。
以前に私も
エルさんのAF取りで戦った事がありますが、
その時にはレベル75の方が三人いたにも関わらず「強敵だ」と感じた相手です。
今回集まった四人はPさんのレベル70を筆頭に、
タルさんと私のレベルが68、エルさんが63といった具合。これは相当気合入れないと!!
準備をしているとエルさんからtell。
「何か用意していった方がいいものある?」「んー、ハイポは持っていったほうがいいかも」その次にはタルさんからもtell。
「ゴブって寝ないって前に聞いたよね」 「うん、そう聞いた」「黒/白でいいのかな」 「そうだなぁ。サポ赤にした方が時間稼げるからそっちがいいかも」そんな事を話しながら当日を迎えたわけなのです。
Pさんと合流して作戦の打ち合わせ。
Pさんの側で作戦があればそれに乗ろうと考えていましたが、
実際に戦闘を経験したことがある私達の意見はどうかと聞いてくださったので、
色々と提案してみる事にしました。
作戦はいくつか考えられます。
1.とにかく乱戦
2.各個撃破
3.一体をマラソン。残りは各個。
4.一体をマラソン。残り二体のうち一体は無視して一体ずつ撃破。
5.二体をマラソン。残った一体を撃破。
正直各個撃破は厳しいと思っていたので「2.」と「3.」、
そして危険度が高い「1.」は消えました。
残った「4.」「5.」どっちがいいかなぁと悩みつつも、
タルさんによるグラビデマラソンを絡めた戦法を提案してみると、
一応スリプガも試してみるという話に。
私も前回挑戦した際には、自分では試していないことだったので、
寝ない事も覚悟の上でこれはこれでありだと思いました。
「倒す順番はシーフ→狩人→白がいいのかな?」とPさんからの提案もあって、
うまくいけば一体・・・つまり「4.」のパターン。
失敗しても二体マラソンの「5.」のパターンに繋げられることになりました。
さぁ、作戦も決まったところでいよいよ現地へ!
■構成70戦/忍、63戦/忍、68黒/赤、68白/黒 の四名。
NMと戦う場所に行ってみると、すでにそこには先客がいらっしゃいました。
そのパーティも構成がレベル75の方が中心の様子です。
パーティのうちおひとりが戦闘不能になってしまわれたものの戦闘を終え、
いれかわるように今度はPさんの番です。
最後の作戦確認と事前の準備。
先ほどのパーティでもハプニングがあったのを間近で見ていた事もあって、
(大丈夫なのかな・・・)という思いが皆の中に駆け巡ります。
タルさんの印スリプガが戦闘開始の合図。
案の定レジストされましたが、これはもとより覚悟の上。
なにやらそばにいたウェポンも巻き込んでしまっていましたが、こちらは難なく睡眠中。
練習相手とは言え、起きたときにどうなるかは誰にもわかりません。
Pさんとエルさんの二人は早速シーフゴブに攻撃開始です。
白ゴブと狩ゴブに追いかけられることになった一方
タルさんもすかさず白ゴブにグラビデをお見舞い。
私はというと基本はPさんとエルさんの回復・補助。
タルさんの様子を見ていると、狩ゴブの遠隔攻撃を見事に避けながら、
白ゴブの魔法にディアが多いという幸運にも恵まれ、難なくこなしていらっしゃいます。
一方のPさんとエルさんも好調。
とはいっても、手早いシーフゴブの攻撃と発動した絶対回避、自爆ラッシュに手こずる場面もあり、
想像以上に私のMPが二人のケアルに吸い取られていきました。
シーフゴブを倒したPさんとエルさん。
ほぼ同時に眠っていたウェポンがお目覚め。
ちょうど、それまで難なくマラソンを続けていたタルさんのHPがぐぐっと減りました。
残りHPが一気に130程度に。狩ゴブの遠隔がクリティカルで当たった模様。
「やばいーはやくー」飛び込むタルさんのテル。
狩ゴブを挑発しようと向かうPさんを回復すると、
そのまま今度はタルさんを回復。間に合ってよかった・・・!
そして、回復した私に向かってきたのはウェポン。
「一撃」という意味では一番怖い狩ゴブ。
案の定、シーフの時と比べると減って行くHPの量がケタ違い。
これはまずい。私のMPも徐々にゼロに近付いてきていました。
優先すべきは回復、そしてバファイラ。
ヘイストなどは切れてしまっても二の次にして薬品とジュースで間を持たせます。
エルさんがすかさずハイポを使ってくれていたので、
私はメインのPさんの回復に専念。
おかげでかなりMPの消費が抑えられました。
少し状況が落ち着いたかな・・・。その時でした。
狩ゴブのイーグルアイ!エルさんのHPが一桁に!!
ぎゃぁぁぁぁぁぁ。女神の祝福〜〜〜。
ハァハァ、間に合ったよ・・・。
とにかくエルさんにハイポ用意しておいてもらってよかったぁ。
そして私の祝福より一歩早く、タゲを取って大ピンチになったエルさんを救わんと、
挑発がリキャスト待ちだったPさんの好判断でマイティストライク発動。
残りのHPをクリティカル連発でぐいぐい削っていき、
思惑どおりPさんにタゲが向いたこともあって、エルさんは窮地を脱することが出来ました。
これがなかったら多分祝福は間に合わなかったと思います。
残りは白ゴブ。ここまでくればもう安心。
いえいえ、まだ私を殴り続けるウェポンがいました。
タルさんの様子を見ると白ゴブ一体になった事によってかなり楽にマラソンが出来ている模様。
「マラソン大丈夫だから、さきにウェポンお願い」「おk」ここでようやく皆話す余裕も生まれてきました。
マラソンを続けるタルさんに
「がんばって〜」と励ますPさん。
「もうちょっとまってー」とあと少しでタルさんに加勢することを知らせるエルさん。
ウェポンは練習相手なのであっさり倒してくれた二人。
それはタルさんの一人旅も終わる合図。
走りこむPさん、エルさん。
その二人のいる方へゴブを誘導しようと走りこんでくるタルさん。
ここでようやく四人が合流!
MPに余裕があったタルさんに回復をお願いして
私は少しヒーリングもしつつ補助を続けます。
爆弾投げ祭りと女神の祝福による大量回復もありましたが、
エルさんのマイティストライク効果に、
Pさんの連携も狙ったWSによる大ダメージもあって、
とうとう勝利。本当に勝った〜〜〜!!
「やった〜〜〜〜^^」大喜びのPさん、そしてもちろん私達も大喜び。
NMをわかせたポイントを一度調べてから、興奮気味にクフィムへと向かいます。
「やったねー」「いけるもんだね」「あんなに強いとは・・・」「死んだかと思った〜」←ええ、私もそう思いました。
イベントを終えてPさんが表示されると、みんな拍手でお出迎え。
「では・・・」というと、PさんちゃんとAFフルセットで持ってきてくれていました!
「一応持ってきたw」「おめでとーーー!」「やったやったあー」思わずディスプレイの前の私もニコニコしてしまっていました。
ここで本来ならば、女神の祝福でおめでとうを表現したかったのですが、
NM戦で使ってしまったので女神の印!
「印!」「エ」「地味;;」そ、それなら、範囲イレースだー。
効果なしのログが無駄に流れていきます。む、むなしい。
「バースト花火なんていかがでしょ」 派手にタルさんに花火を打ち上げてもらうことを提案。
みんなで手近な敵を探しに走っていくと、そこにいたのはウェポン。
ごめんね、君が最初に目に入っちゃった。
タルさんがバーストを絶賛詠唱。
ウェポンを倒すとそこにはお土産のカイザーソードが。
「おみやげきたー」「これはPさんに・・・」Pさんはいらないよ・・・と思いつつ、
いえ、きっと嬉しそうにロットしたに違いありません。
エキサイトな戦闘。
勝てるかちょっと不安だなぁと思いながらも、
みんなで思い切って挑んでみてよかったです。
マラソンをしてじっと耐えていたタルさん、
HPが一桁になりながらもしのいで粘ったエルさん、
そして、冷静なマイティストライクの判断が輝いたPさん。
いやぁ、熱かった!
PさんはこれでファーストジョブのAFをコンプリート!
本当におめでとうございました。
装備する機会は現在のレベルでは激減でしょうけれど、
ときどき見てニヤニヤしてくださいね。
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