フレのエルさんから「そろそろ闇王に行っちゃおうかと・・・」と連絡が来ました。
(あぁ、あなたもとうとうこの日が来たのね)
などと思いながら、エルさんの闇王討伐のお供に行く事になりました。
今回はいつもの三人(エルさん、タルフレ、私)のほかに、
以前から「エルさんに会ってみたいー」と仰っていたフレのAさんにも
レベルも近いし良い機会だからと、ご同行いただくことになりました。
エルさん、Aさんの戦士にタルフレの黒、私の白でズヴァール城へ向かいます。
レベルや構成から考えても恐らくさほど苦労せずに勝てるかなと思いながらも、
エルさんから闇王の強さなどを聞かれると
「大丈夫とは思うけれど油断は禁物だよー」と脅すのでした。
さて、ズヴァール城ではエルさんを筆頭に私達はずらっと後ろに連なるだけです。
さぁ、がんばって闇王の所に着いてね〜。
たまーに絡まれる敵を倒しながら、徐々に奥へと進んでいくエルさん。
途中で随分と遠回りをしながらもなんとか内郭に到着です!ふぅ。
ここからゴブリンの徘徊する小部屋を抜けていくのですが、本当に緊張するんですよね。
エルさんもたっぷりとその緊張を味わいながら、
私達三人を先へと導いていってくれました。
そして、とうとう「王の間」に到着です。
「ここから奥に行くとすぐ戦闘とかじゃないよね?」
と不安気なエルさん。
「さぁ〜?」と私。
「覚えてねーw」とAさん。
「どうだったっけ?」とタルフレ。
本当にみんな意地悪ですよね。
さらに緊張しまくっているであろうエルさんがある場所に差し掛かった時でした。
「あれ?ちゃんとミッション受けてる?ここでイベントあるのに」
「うそ?」
「ウソです」
「おいいいいいいいいいいいいいいいい」
エルさん、ごめんなさい。
でも、ある意味確かにその場所では思いがけないイベントが起こるんですよ。
ほら、こんな具合に・・・。
なんとエルさん、イベントを先に見てしまおうと単身BFに乗り込んでしまったんです。
ここのBFはイベントだけ見て戻る事が出来ない為、エルさんの辿る末路は当然・・・。
だけど、闇王とソロで向き合うなんていい経験出来たよね!
ということで、仕切りなおしていざ戦闘開始です。
少し前には私も同じように緊張して戦った相手。
今回も決して緊張しなかった訳ではありません。
初手はもちろんエルさんから。
Aさんもその様子を見てすかさず攻撃態勢に入りました。
戦士二人のテンポの良い攻撃は、私とタルフレが戦った時とは
全く違うペースで闇王のHPを削って行きました。
物理無効の時間は当然お二人にとっては受身状態になってしまうので
辛い時間帯ではあったのですが、これをやり過ごして無事に第一形態を倒す事に成功。
第二形態は全員で闇王に攻撃です。
どんどん減っていく闇王のHPゲージを見ながら、あと少しでとどめというところで
くるっとAさんが向きを変えました。
それに続いて私も闇王に背を向けます。
タルフレも詠唱途中だった魔法をキャンセルして背を向けました。
「とどめは隊長〜」とAさんがエルさんにとどめを刺すように促したときでした。
エルさんの振り下ろした片手斧が見事にクリティカルとなり、
とどめの一発となって闇王を跪かせたのでした。
イベント中のエルさんを置いて、他の三人は一足先に外へ。
イベントを堪能し終わってエルさんが表示されるやいなや、
待ちかねた三人で一斉に「拍手」と「おめでとう」の言葉でお出迎えです。
「撃破記念SS撮るー?」
「撮ろう!」
「とるとる!」
スヴァール城の前で良いポイントを探しているうちに、空がどんどん晴れていきます。
お陰で雪煙に隠れがちなズヴァール城がほんの一瞬の間だけでしたが、
くっきりとその姿を見せていました。
主役のエルさんを真ん中に何パターンかSSを撮りながら、
皆お祝いムードでいっぱいでした。
エルさん、闇王撃破おめでとう!
報告を終え、ランクアップとお小遣いを貰ってホクホクのエルさん。
パーティ解散後には、この続きのイベントを見に行こうとノーグへ向かうべく、
早速私にテレポヨトを依頼するエルさんなのでした。
PR