最初は様子見もあってフェローは出さずにあえて挑戦。
さすがに Boreal Hound は被ダメージが倍という特性をもつだけあって、
エルさんの与えるダメージが想像以上に大きく、
一瞬「これはいけそう?」という錯覚に陥りそうになります。
ですが、アイススパイクとハウリングによる麻痺、腐敗ガスによる病気などに苦しめられ、
最初にエルさんが陥落。
いわば「盾」を失ったタルフレと私は、即座にこの場所から離脱を試みます。
ですが、ここでタルフレが引き寄せ。
「にげて!」とタルフレ。タルフレが私を逃がす為に時間を稼いでくれています。
距離をおこうと逃げる私の後ろでタルフレの倒れる声が聞こえました。
一定の距離を置くと追ってこなくなる特徴を持つ限界突破のNMから
なんとか逃れる事に成功した私は、二人をトラクタ。そしてレイズ。
あまりにも準備不足だったことを反省する私達。
二戦目は周囲の敵を倒してTPをため、連携も決め、そしてフェローを出す事に決定しました。
開幕の連携で大きく削る事に成功したものの、その後はやはり麻痺に苦しめられます。
さらに蝉が剥がれた瞬間にくる一撃は想像以上に重いものが多く、
じりじりと私達を追い込んでいきます。
「マイティ使っていい?」「うん」恐らくあと一押し粘れれば勝てると思ったエルさんの判断に任せます。
そして同様に「勝てる」と判断した私は、既に残されていない自分のMPを見て
女神の祝福を発動。それと同時に敵の元へと駆け寄り直接攻撃を開始します。
「<タルフレ>、泉使って!」「おk」即座に発動された魔力の泉を使って、タルフレが精霊をどんどん撃ち放ちます。
エルさんが倒れ、精霊を撃ち続けていたタルフレの元へと走っていく敵。
(この場所で倒れたらマズイ)
私のいた場所だと仮にリレイズで起きたとしても、
また敵に襲われる可能性が高い場所でした。
タルフレの残りHPを見ても状況は極めて厳しく、私は再びこの場を離脱することに決めました。
二戦の敗北で重苦しい空気が・・・漂うことはなく、
むしろこの一戦で何だか皆に火をつけたみたいです。
フェローを使っているとはいえ、「全く歯が立たない敵ではない」
そういう印象を私達三人ともが持ったからでしょう。
この時点でフェローの呼び出しが出来なくなった人もいたので、
撤退することにしました。そして、改めて挑戦することにしたのです。
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2.へ続く。PR