なんとなくではありますが、こういった時って妙な連帯感のものが私にわくことがあって、
それは目的は違えども同じ場所を分け合う者同士の連帯感というか、なんというか。
うまく表現できないのだけれどそういった感情が生まれる事があります。
その方が目の前でレベルアップをしたのを見て、思わず私が「/clap」をすると、
「/smile」で返してくれました。
<赤魔道士さん>はレアに、にっこり微笑んだ。たぶん、この時に少しだけ二人の中にあった距離が縮まったのかなぁと思います。
私が見落とした Logging Point があると、「/poke」で教えてくれるその方。
すれ違いざまに送る「/cheer」や「/psych」。
合成の成功を祈って送ってくれる「/cheer」のモーション。
HQが出ると「/hurray」をしてくれたり、それに返すモーションは「/joy」。
ギリギリの戦いで勝利を収めたその方に送る「/clap」。それに応じてくれる「/bow」。
ただ交わされるエモのやり取りではありましたが、
それはとてもささやかとは言え、確かにその方と交流していて、
一人で黙々とするはずだった木こりの時間はどんどん過ぎていきます。
結局、一切言葉を交わすことなく、相手の方の国籍も何も分からないままに、
私の鞄もいっぱいになってきて、そろそろ戻らなくてはならない状態になりました。
ちょうど近くで戦闘していたその方に、
私はここまでと同じ様にエモで「/wave」を送りました。
相手の方は「/wave」を返してくれました・・・Orchish Fodder に(笑)。
私は「/grin」をしてデジョンを詠唱。そしてサンドリアに戻りました。
デジョン直後のローディングが終わり、競売に向かって走り始めるとtellが入りました。
「
【また会いましょう!
】」
私もどの国の人とも分からぬその方に定型文辞書を使って同じように返事をしました。
交わしたのはこの一言だけ。
だけど、この定型文辞書の言葉になんともいえない優しさが伝わって来たのは、
多少なりともコミュニケーションが取れていたからかな・・・なんて思います。
懸命にレベル上げをしていたその方と、
その間をちょこまかと動き回る木こりとが、
ほんの少し通じ合えた気がして、いつかまた再会出来ればいいなぁと思っています。
PR