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2024/11/22 20:49 | Comments(-) | TrackBack(-) |
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その音色に憑かれて〜鐘楼の名残〜
鐘楼の名残

かねてよりクリアしたいと思っていた「鐘楼の名残」をクリアしてきました。
このクリア報酬が「ミンストレルダガー」という、なかなか魅力的な短剣なのです。

ミンストレルダガー
D14 隔183 CHR+5 回避+3 LV38〜 戦黒赤シナ暗獣吟狩侍忍竜召

クエストを受けたのは初めてリヴェーヌに来た時でした。
リヴェーヌ岩塊群サイトA01にある壊れた石碑を調べることで始まるのですが、
その石碑の近くにはクラスターがいる為、
ドキドキしながらイベントを見ていた事を思い出します。

さすがにクエストを受けてから日が経ち過ぎている上に、当時はミッションのストーリーに、
タブナジア地下壕のクエストなどで話がごちゃごちゃになっていた事もあって、
今回は事前にストーリーを思い出す為に再度イベントを見に行っておきました。

「確か、ファンタジーっぽい要素の入ったクエストだったよなぁ」
と思いながら見ていたのですが、ファンタジーというよりはややオカルト寄りのシナリオ。
このあと私は石碑の所で戦闘をする必要があるのですが、
一体この先の話がどうなるのか、ちょっと先が読めなかったです。
なので続きを楽しみにしてリヴェーヌの石碑の元へ向かったのです。

ミンストレルダガーは欲しいんだけど

戦闘では相手が Fomor という事もあって、非常に「硬い」という印象を受けました。
勘違いでエリアチェンジをしてしまったこともあって、計三回このNMと戦闘をしましたが、
「強い」というよりは「硬い」でした。
むしろ周りにいるクラスターの存在の方がはるかに怖いので、
先に掃除をしてから戦うほうが安心ですね。

戦闘後のイベントの後、無事にミンストレルダガーを手にする事が出来ました。



以下、ストーリーや感想など。
------------------------------------------
石碑のある場所から少し離れたところから、鐘楼が残された岩塊が浮かんでいるのが見えます。
この「鐘楼」こそ、クエストの不思議なストーリーの中心となります。
それは、
「鐘の音色に魅入られた者」と「物に宿る人の思い」のお話。

石碑を調べると何者かが現れて、既に壊れてしまった鐘楼の美しい鐘の音を
もう一度聞きたいと冒険者に依頼してきます。
その者に託された「美麗な巻物」を手がかりに、まずはバストゥークへ向かうのです。


以降は、ストーリーのネタバレになる部分が含まれます。
先をお読みになる際には、あらかじめご了承下さい。
巻物に書かれていた手がかりを頼りに、バストゥークの彫金ギルドへと向かいます。
すると巻物の留め金の細工に見覚えがあるという人物が、
同じような留め飾りをつけた日記を読んで聞かせてくれます。

日記を書いた人物の名は「アルバナス(Albanus)」

その日記から、日々美しい音色の鐘を作るのに懸命なアルバナスの様子が伺えると同時に、
彼の几帳面で生真面目な性格がうかがえます。

日記を読んでくれた人物は、サンドリアの鍛冶ギルドへ行くように促します。
その助言に従って、鍛冶ギルドで巻物を見せてみると、二つの話を聞くことが出来ました。

一つ目は、
アルバナスは「ミンストレルメタル」という合金の製造方法を知っていた最後の職人だということ。
巻物にはその製法が書かれている様なのですが、暗号化されていて解読には時間がかかりそう。
・・・つまり、私の依頼人の願いをかなえる事はかなり難しいようです。

二つ目はちょっと不可思議な話でした。
職人の鑑のような人物だったアルバナスは、ある日を境に忽然と姿を消してしまったのだとか。
姿を消した頃のアルバナスの表情はそれはひどいものだったそうです。
その理由は・・・。
とにかく、話をしてくれた人物は
彼が職人として「あまりに没頭しすぎてしまった」事を悲しげに語ります。

とりあえず依頼人に鐘が直せない事を伝えなくてはなりません。
再びリヴェーヌの石碑の元へ行き、依頼人に知った事実を報告します。

しかし、依頼人は鐘の音がもう二度と聞けないであろう事を知って、
「二度と話しかけるな」と怒ってしまいます。
それでも話しかけようとすると・・・。
石碑の上にふわりと現れた亡霊との戦闘になります。

宿る思い

戦闘後、アルバナスと依頼人の出会いが回想されます。

鐘の製作で思い通りの音色に近づいてきて、満足するアルバナス。
そして何者かの声。
「……ぼくのことを、……見てた……?」
その時、鐘の音色に引き寄せられたという若者・・・つまり依頼人がアルバナスの前に現れます。

ここで、私はサンドリアで聞いた話を思い出します。
この若者がいつのまにかアルバナスの元に居付いてしまい、
若者の言うとおりにミンストレルメタルを加工すると音の響きが次第に増していったという話を。

アルバナス自身がその事に困惑する場面が映し出されます。
疲れているのに鐘を打つ事を休めない手。頭から離れない若者の声。
振り払いたい気持ちと裏腹に、鐘を仕上げる事を選んだアルバナス。
職人として素晴らしい鐘を仕上げたいという気持ちを優先したのでしょう。

この選択はアルバナス自身にとって良い結果を生む事にはなりませんでした。

「ミンストレルメタル」という素晴らしい技術をも封印しながら、
アルバナスは少しでも鐘の呪縛から逃れる為に離れた地へ去ろうとします。
ですが、おそらくそれは本人が語るとおり、
いつまでも鐘のことを忘れることが出来ず、またその音から逃れることは出来なかったと思います。

若者は良く言えば「鐘の精」だったかもしれませんし、
鍛冶ギルドの人の話を元にすると「鐘に宿ったアルバナス自身の情念」でもあります。
この話を終えたとき、私はギリシャ神話に登場する「ナルキッソス」を思い出しました。

水面に浮かんだ自らの顔を愛してしまったナルキッソスと、
自ら作り出した鐘の音色に取り憑かれたアルバナス。
二人が重なって見えます。

ストーリーを知ったあとに、報酬のミンストレルダガーを見ると、
「CHR」には材料と思われる「ミンストレルメタル」そのものが持つ魅力と、
「回避」にそれに囚われる事なくあって欲しいという
製作者の祈りが込められているような気がしてしまいました。

なかなか奥が深いストーリーでした。
出来ればなんらかの「救い」が欲しいと最初は思ったのですが、
よく考えてみればあの戦闘で亡霊を倒した事によって、
ようやくアルバナスの心も開放されたんだ・・・そう思いたいです。


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鐘楼の名残
依頼人:???
(リヴェーヌ岩塊群サイトA01 C-7にある Stone Monument を調べる)
内容:鐘を直す方法を見つけて欲しい。
条件:リヴェーヌ岩塊群サイトA01に入っている
報酬:
ミンストレルダガー(D14 隔183 CHR+5 回避+3 LV38〜 戦黒赤シナ暗獣吟狩侍忍竜召)
攻略:
リヴェーヌ岩塊群サイトA01 C-7にある Stone Monument を調べる →
Reinberta(バス商業区H-8)と会話 →
Mevreauche(北サンドE-6)と会話 →
Stone Monument を調べる(「もう話しかけるな」) →
再度 Stone Monument を調べる Arcane Phantasm と戦闘 →
勝利後、Stone Monument を調べるとイベント後報酬ゲット

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2007/03/10 00:00 | Comments(0) | TrackBack() | [FFXI]-攻略
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