レベル57になってウルガランのコウモリでは少し物足りなくなったタルフレと私。
新たな狩場として向かったのはボヤーダ樹でした。
本当は違う所に行こうとしていたところ、ちょうどパーティがいたみたいなので
こちらをチョイスしたのですが、私としては一度はボヤーダ樹を狩場にしたいと
思っていたのでかなりワクワク。
とは言っても、いかにもキャンプに適していそうな場所などに行く事は
私達には難しく、いつもどこかの通路などでうろうろしています。
ヴァナの隙間で今日もレベル上げを続ける私です。
さて、ターゲットはクモ。「とて」メインで「つよ」も時々出るかなという感じ。
クモをレベル上げの対象にするのは二人とも初めてで、興味津々ではありますが、
一撃系の技である「シックルスラッシュ」が来る事は知っていたので
「気をつけないとねー」と話しながらレベル上げを開始しました。
いざ戦い始めてみると、クモは比較的柔らかく楽に倒す事が出来ます。
心配していた「シックルスラッシュ」も全くと言っていいほど放たれる事はありません。
「シックル全然こないね」とタルフレ。
スキルも順調にアップして、ここのところなかなか追いつけなかった
片手棍スキルも青字になる181まであと7になっていました。
時にはわざと自らタゲを取って
「盾スキル0.5もあがったー」とか
「回避0.3上がったよ〜」なんて事もしていました。
ドロップ品の「蜘蛛の網」も魅力的で、二人して「これはいいねー」とはしゃいでいたのです。
その頃には「クモ=一撃持ちで危険」という考えは、2/3ほど消えてしまっていたと思います。
気がゆるんだところで何かが起こるのは世の常。
クモはまるで獲物を狙う網をはるかの如くここまで「シックルスラッシュ」を封印し、
警戒心を解いて近付いた私達に対して反撃をはじめました。
Bark Spiderは、シックルスラッシュを実行。
→Radilleに、462ダメージ。「うお」「すごっ」フェローだったので良かったのですが、もしも自分達だったら。
私達は改めて気持ちを引き締めようとしていました。
でも、そんなことはお構いなしに、釣ってくるクモがとにかくシックルを連発するのです。
→Karynに、297ダメージ。
→タルフレに、318ダメージ。
→レアに、573ダメージ。
→レアに、684ダメージ。・・・もう、ダメ・・・
「次のクモもシックル使ってきたら、場所かえるか〜」「おっけー」とは答えたものの、このままではなんとなく悔しい〜。
そういえば、シックルと言えば、あれが出来るじゃないですか!
「ねね、シックルって避けれたよね?」「あー、聞いたことある」「ニヤリ」「まさか?」「やってみる〜」「無理だよー、早いじゃん」「でも、見てると邪視より少し早いかなって感じだし試してみたい」成功しなくて当たり前。でも成功すればかなり大きな成果です。
やってみなければ始まりませんから、シックル避けに挑戦してみる事にしました。
案の定、続いて釣って来たクモもシックルを仕掛けてきます。
クモの周囲にエフェクトが入ります。
(このタイミングだ)Bark Spiderは、シックルスラッシュの構え。邪視避けでなんとなくつかんだタイミングを応用して、慣れた手付きで自キャラを振り返らせます。
くるっ!「タイミングはばっちり」「おおおー楽しみ」Bark Spiderは、シックルスラッシュを実行。
→レアに、796ダメージ。
レアは、Bark Spiderに倒された……。「避けれてないw」「てか、やられてるしw」残念!あのタイミングだとまだ遅いのかーと思いながら、自分の行動を振り返ります。
クモの周囲にエフェクト →
くるっ! → シックル発動
んんん?なんで「くるっ!」?
ああああああ!!!
あろう事か私はシックルの場合は敵から離れなきゃいけないのに、
邪視避けと同じようにただその場で振り返っただけでした。
そりゃ、しっかりシックルを食らいますよね。背中からザックリと。大失敗です。
大笑いしながら衰弱待ちをしていると、タルフレが「
もう一回やってみる?」と甘い囁き。
再度チャレンジしてみましたが無理でした。
これ、難しいですね〜。タイミングはもちろんですが、どのくらい離れたらいいのかが
よくつかめていないなぁと自分でも感じました。
ウェポンの一撃で練習してみようかな。
とりあえず、今日のところは失敗した理由を
「狭い通路だから場所が悪い」って事にしておいたのですが、もちろんウソです。
「じゃあ、今度は広い場所でやってみせてね^^」と
タルフレは無邪気に笑いながら私に言うのでした。コワイヒトデス。
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