時々、「これはかなわないなぁ」と思う事がある。
私には到底真似出来なくて、
そして、自然とそういった事が出来てしまう。
悔しいけれど、その人には追いつけない。
「ねぇ、どうしてそんなにすごいの?」私が尋ねると、
「いつも自然に振舞っているだけさ」その人はそういって笑う。
そんな人からお誘いがかかると、私は何か期待してしまう。
「今日は何を見せてくれるのだろうか」「どんな事が起こるだろうか」と。
今日はシーフ上げに同行して欲しいという事で声がかかった。
「北サンドの門を出た所で待ってるよ」
私は少しドキドキしながら北サンドリアの門をくぐってロンフォールへと出た。
「現時点で最高のコーディネイトさ!」(LV11・樽シーフ)
いきなりヤラレタヨ・・・。
という事で、一緒にレベル上げに行ってきました。
あまり移動に時間をかけたくなかった事もあって、昨日に引き続きゲルスバへ。
私の前を走るフレはいつもの様にぴょこぴょこと跳ねるように走って行きます。
お祭りスタイルのフレの腰にぶら下がる格闘武器にわくわくしながら、後を追っていきます。
細い通路を通ろうとすると、目の前にはオークが二体。
フレが当然の様に武器を構えました。
タルタルで格闘と言えばどのレベルでも見られるコレ!
ひょいと武器を放り投げるモーションが大好きなんです。
いいなぁ、このモーション。SSを撮る為に何度も構えて頂きました。
さて、二体目を倒している最中の事です。
「おーちーたー」フレの叫びが・・・。見事に途中の橋から水路に落ちてしまっていますよ。
どうやら戦闘中に敵に押し出されてしまっちゃったみたいです。
仕方なく私も水路に落ちて一緒に別の場所から陸に上がる事になりました。
この水路を通っていくと、キノコ洞窟から抜けた少し強めの敵がいるエリアに出る事が出来ます。
さらに水路の突き当たりには小さな滝があります。
うわぁーすごいって程の規模ではないんですけれど。
(このSSの滝以外にもありますよー)
さ、この水路から脱出しなければなりません。
「ここからあがるねー」 「うんー」タルタルには相当な高低差があろうかという坂道を上がっていきます。
私の視界ギリギリにオークが見えました。
「あ、オークいるよ」 「おっけ」調べてみると「つよ++」、出来ればあまり相手にしたくないなぁと思ったら、
フレは既に特攻しちゃってました。
「うあ、こいつつよw」「うん、つよだもん♪」「つよかー」「つよさー」「つよなんだー」「つよなんだ♪」「つよってつよいねー」「つよってつよいよー」あっという間に私のHPは30ほどに。
この日の私、実は忍者です。
「微塵するね!」「マジー?おいてくのー?」「んーん、先に逝くだけよ」チュドーーーーーーン!
レアの微塵がくれ→Orcish Neckchopperに、29ダメージ。「ごめんね、なんの援護にもならなかった」Orcish Neckchopperの攻撃→タルフレに、25ダメージ。
タルフレは、Orcish Neckchopperに倒された……。
レベルがさがった……。
タルフレは、レベル10になった。下がってるし!!
二人して仲良くHPに戻ったのは言うまでもありません。
サンドリアに帰り着いたフレはこう言い放ちました。
「忘れ物して取りに帰ろうとしただけだったんだよ!」「ふーん、じゃあ、私の微塵は無駄だったかな?」「人の行動に無駄なんて事はないよ^^ でも、足しにはならなかったね^^」「フフフフフフ」「なに?」「こっちいらっしゃい〜^^」レアは乱撃の構え・・・!「本家モンクの乱撃をお見せしますわ」「ちょwww」その後、タルフレの姿を見たものは・・・。
ま、LV11には戻しておきましたよ。
PR