今日は誰かに会う度に「暑いねぇ」とついつい言ってしまうような一日でした。
ログインした時も「今日は暑いー」と仰る方が多かったですねぇ。
さて、
昨日書いたカザムパスを目指していたフレですが、
無事に「鉱山の箱のカギ」をパルブロ鉱山でゲット出来ました。
ギデアスと比べると、意外とあっさり手に入れる事が出来たので良かったです。
これで、「山砦の箱のカギ」「鉱山の箱のカギ」「獣人都市の箱のカギ」の3つが揃った訳です。
その3つを携えてジュノへと向かいました。
さて、この先は今回のカギ取りを通じて起こった事について少し触れています。
正直な所「楽しい話題」とは言い難いので、その点を予めご了承下さい。
フレが「カザムパス」の存在を知ったのは、
ユグホトで別のアイテムを目的にオークを狩っていた時の事でした。
偶然ドロップした「山砦の箱のカギ」を見て、
「よく分からないから」と私に譲ろうとしたのです。
その時に少しだけカザムパスの話をしたんだったかな。
初期エリアも満足にまわっていないフレにとっては、
フレ自身も「まだまだ遠い先の話」という事で、
その後はとりたてて話題に出る事もありませんでした。
ですが、初めてジュノに行き、チョコボという足を得て一つ世界が広がった頃、
今度は「カザムパス」という新天地への足掛かりを自ら見つけました。
ジュノ港で「カザム」という言葉を目にした時、
あのユグホトでカザムパスに関して話をした事を思い出したみたいでした。
さらにレベル上げをするエリアの条件に「カザム」が視野に入ってくると
そのことを無視する訳にもいかず、
「狩れるレベルになったら残りのカギも取りにいこう」と話していたのです。
実はこの一連のカギ取りにおいて、ある場所でちょっとした出来事がありました。
その場所には、私達のカギ取り兼レベル上げPTの他にもう1PT、
レベル上げをしている方がいらっしゃいました。
のんびりと時にはお互いに回復しあったり、
LVアップにはお互いに拍手などして和やかな雰囲気。
そこにやって来たのが、
複数の高レベルの方がお手伝いで参加されている様子のカギ取りPTでした。
こういったクエスト等に関係のある場所ではよくある光景なので、
特には気にしなかったのですが、やってくるなりガ系の魔法や、
敵をどんどんリンクさせていっては、
その場所にいた敵を根こそぎ持っていってしまわれたのです。
新たにPOPした敵が次々と持っていかれる様子に、
とうとうもう一つのPTの方は「帰りますね〜」と言って帰ってしまわれました。
残った私達は隅の方で余った敵を倒して「むしろリンクしなくていいよね」
なんてちょっと強がりを言った事もありました。
何度目かの敵の一掃があり、偶然彼らが取りこぼした敵がいたので、
それを釣って狩っていると、戦闘が終わったそのPTの方々から叩かれまくったのです。
何行も続く/slapのログに耐えかねて、とうとう私達もその場を後にしました。
そんな事をされたのは初めての経験だったフレには
楽しいだけではないヴァナの別の一面が見えたのは言うまでもありません。
そして、私自身もここまでひどいのは初めての経験でした。
時には助け合う事も必要なのが冒険者です。
高レベルの方がお手伝いで手早く狩っていく事や、まとめて狩っていく行為そのものは
「ひとつの方法」なのですから何もいう事はありません。
(出来ればリンク狩りは、誰もいないときにして欲しいなぁっていうのはありますが)
そもそもそのPTの人達が、隅でちまちま狩っていた私達の存在に全く気が付かなくて、
一気に倒そうと試みた可能性だってありますしね。
時にはアイテムを求めて「取った」「取られた」が起こるのは仕方ありません。
その事はフレも、もちろん私も十分理解しています。
だけど何度も叩かれた事についてはフレも相当びっくりしたみたいで、
「なんかしたっけ?」「本当は取っちゃダメだったの?」と聞いて来た事を思い出します。
こういったケースでの「/slap」という行為。
冒険者としては、褒められた行為ではなかったのではないかと思います。
フレにとっては初めてと言っても良い「楽しい」だけではないヴァナの別の側面。
幸いだったのは最初は「なんか萎えたなー」と言っていたフレが、
「まぁ色んな人がいるってことだよなーいい経験したわw」と
最後は笑い飛ばしていたことでした。
飛空艇に乗り込み、空へと飛び立つと艇内を走り回りました。
甲板に出て、雲の上から流れる景色を見た時、
「この景色みたら(カギ取りの場所)で凹んだ事も忘れるねw」と呟いたのが印象的でした。
そしてカザム到着。
南国の空、海、そして新しい町(というか集落)に、
見たもの全てに感嘆符が付いた状態で報告するフレ。
実は私の中では
「あの日(カギ取りの場所)に行こうって言わなきゃ良かったな。嫌な思いさせちゃったな」
と思っていた所があったので、
そんな状態のフレを見ていると、カザムパスを取ってカザムにやって来る事が出来て、
本当に良かったなぁと私も思う事が出来ました。
カザム上陸、本当におめでとう。
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