■これまでの足跡
1.
私の足跡〜ロンフォール地方〜 (東ロンフォール→西ロンフォール→)
2.
私の足跡〜ザルクヘイム・その1〜 (バルクルム砂丘→ラテーヌ高原→)
3.
私の足跡〜ザルクヘイム・その2〜 (コンシュタット高地→)
4.
私の足跡〜グスタベルグ地方〜 (南グスタベルグ→北グスタベルグ→)
■東サルタバルタ(描かれているのはホルトト遺跡)
緑と水に溢れた景色・・・というと、故郷サンドリアのロンフォールの森を
思い出すのだが、そことは全く異なる穏やかな景色。
流れる川のせせらぎは、時に小さな滝を作り、目を楽しませてくれる。
この川沿いに、めったに人が来ないお気に入りの釣り場兼狩場があったのだが、
ある日そこに同じ目的なのかタルタルの少女がいた。
私と同じ様に釣り糸を垂れ、時々、ゴブリンなどを倒しては座っていた。
どちらが断るともなく二人で場所を分け合った少女との出会い。
多くの言葉を語り合う事はなかったが、大切な友人だった。
今はもうこの地にはいない彼女の話を、いつかまた書き残そうと思う。
■西サルタバルタ(描かれているのは星の大樹)
西サルタバルタというと思い出されるのは「星降る丘」。
その名前に惹かれて、私はウィンダスに初めて足を踏み入れた時に
真っ先にその場所を探し求めた。
辿り着いたのは一本の立ち木が印象的ではあるものの、なんの変哲もない丘。
バストゥークから来たと思われるヒュムに依頼された件もあり、
しばらくその場所で景色を楽しんでいると、徐々にサルタバルタの地から
無数の光が蛍の様にふわふわと舞い上がって行った。
その様子を見て「星降る丘」というよりも「星舞う丘」の方が
適しているのではないかと思った程だった。
幻想的な光景にしばらくその身をおいていると、
依頼されていた事をすっかり忘れてしまい、
翌日の夜改めて「流星の涙」を手に入れたのだった。
(06/07/30・改)
記事内容が入れ替わっていたのを修正。
ご指摘いただいたsirenのkaさんありがとうございました。
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