GMコールなんて、あまり穏やかではない事態です。
「どうかなさったんですか?」と尋ねました。
「アイテムを渡すべき人がいないんです」「あらら・・・アイテムはなんですか?」「"ブルーピース"なんですが」「あぁ!」思わず私は声をあげました。
どうやら彼はGMコールはしなくて済みそうです。
「"ブルーピース"ならここじゃないですよ」「え、そうなんですか?」総長講和会
発生条件:
クエスト「シュヴァル川の水」をクリア
北サンドリア・聖堂内 Abiolegetと会話
内容:
東ロンフォール南の見張り塔にいるAndelainに「ブルーピース」を渡す。
驚く彼に、ここよりもっと南の見張り塔だという事を伝えました。
彼は
「あーほんとだ。南東ってなってる」と何かを確認したようでした。
幾分しょんぼりした様に見えた彼に、私は思い切って
「良かったら一緒に行きませんか?護衛できるレベルではないんですけど(私はLV5)」と言うと
、「ぜひお願いします」と言いながら塔を飛び出して行きました。
パーティを組まずに行くのかな?とも思ったのですが、
念のために確認を取るとパーティを組んだ事がないとの事。
そうですよね。彼くらいのレベルの時は、私もパーティは組んでいませんでした。
四苦八苦しながらもパーティを組み終わり、彼がふらふらとおぼつかない足取りで前を走ります。
(マップ見ながら走ってるんだろうなぁ)
そんな事を思っていると、はたと止まるガルカさんの足。
「どうしました?」「この地図おかしいです。移動してるのに動かない・・・」「あ、それね。マーカー動かないんですよ」ホント、マーカーが動いたら便利なのにね。
そんな話をしていると、隣で「フゴッ」という音が。オークです!
二人とも戦闘不能になってしまい、再度挑戦です。
ぜひとも先程のオークにリベンジしたいというガルカさんを
軽くなだめつつ、目的地へと向かう私達。
「レアさん、いましたよ!ヤツですよ!」と、足を止めて見る先には種類は同じでも、さっきとは違う強さのオークです。
調べてみると「丁度」。これならなんとかなると思い、
「ではリベンジしますかー」と私から攻撃に向かうと、これが強いのなんのって。
結局またまた戦闘不能になってしまいました。完全な判断ミス。ごめんなさい!
「やば・・・すごい燃えてきました」
「絶対にあのオーク倒しましょう!」目的がなんだか変わっちゃってますが・・・(笑)
現在レベル2のガルカさんは一度ソロになり、レベル3にして再びPTを組んで、
オークに戦いを挑みました!
ガルカさんから見ると、まだ「つよ」のオークです。
あとわずかで倒せるという所で、私のHPが大きく削られピンチを迎えたその時でした。
女神の祝福が発動したのです。
すっかり忘れてましたが、彼は白魔道士でした。
ガルカさんが最後はきっちりトドメを刺して勝利!
「やったー」「やったね!」女神の絶妙な発動に
「ナイス」と言うと、
何か出来ないか必死で色々探していて、たまたま使ってみたという事。
それですっかり気が大きくなったのか、また別の敵に向かっていくガルカさん。
「あ、待って!回復が」既に戦闘中のガルカさん。私も後を追います。
「女神の祝福って2時間アビっていってね」「はい?」「一回使うと2時間使えないのよ」「えーーーーー」ボコスカドーン!!またしても戦闘不能。
私は大笑いしながらホームポイントに戻ります。
私も初めて戦闘した時、2hアビを使って使えなくなったを知って焦りましたからねぇ。
そのときの事を思い出します。
その後もガルカさんの2度の戦闘不能を経て、
結局、私が追いかけてくる敵の説明をしながら、
見張り塔まで先導をしてようやく辿り着けました。
「着いた〜〜〜〜」ガルカさんが思わずsayで言ったのも分かります。
何も知らないレベル2だったガルカさんは、帰る頃にはレベル3になり、
ちょっとだけ敵の特徴を覚えてサンドリアに戻る事になりました。
「今日はありがとうございました」「いえいえ、何度も戦闘不能になっちゃってごめんなさいね」「いや、すげー面白かったです」「私もですー。ありがとう!」おもむろにガルカさんからトレードが来ました。
「今、報酬でもらったんですけど、MP減るの痛いんで使ってください」差し出されたのは、報酬の「ブラスリング」でした。
「売ってもちょっとしたお金になりますよ?」「何かお礼したいんですけど、目ぼしいものがないんで。
ゴミだったら売ってくれて構わないです」ゴミだなんてとんでもない!そのお心遣いを私は頂く事にしました。
お返しに持っていた「野兎のグリル」を3個おきました。
レベル上げの時にステータスアップになるから食べてねと、
まだまだ肉弾戦が可能なレベルの白ガルカさんに渡しました。
しばらく私の低レベル上げのお供に、ブラスリングが装備される事になりそうです。
また、会えるといいなぁ。
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