「ENMでも行ってみませんか?」こんなお誘いを受けたのは一週間ほど前。
「初めてですけど、ぜひ参加したいです」とすぐにお返事をしてから、
企画をして下さったエルさんがささっと取りまとめてくださり、
初めてENMにチャレンジ出来るという事になりました。
構成は、戦/忍(エルさん)、白/青(ヒュムさん)、黒/白(タルさん)、モ/戦(私)の四名。
チャレンジするENMは「医食同源」というプロミヴォン・デムの30制限ENMです。
実は初めてなのは私だけでなく、企画のAさん、一緒に行くタルフレも初めて。
ヒュムさんはちょっとお話の中では分からなかったのですが、
少なくともこのENMは初めてっぽい雰囲気でした。
デムに入って、早速作戦会議開始です。
初めてという事もあってでしょうか、和やかな中にも僅かに全体に緊張している様子です。
私はというと・・・かなりバクバクしてました。
そのENMに臨む事が緊張するとかそういうレベルではなくって、既に道中が緊張なんですよね。
なにせフェローの「虚ろ調査」で行った事があるのが第二層まで。
エルさんのお話では
「とてとてが沢山いる」のだとか。
さぁ、緊張の出発です。
一層目はあっさりと、二層目はワープポイントを外しまくりで、
最後に回った所が正解だったりしました。
そして初の三層目でちょっと盛り上がって、四層目にも無事突入です。
常に隅を走りながら、全員があまり離れないように、
それでいてより安全なルートを探しながら進んでいきます。
もっと隅を走りたいのに、場所によっては走れる場所が想像より内側だったりすると
かなりのドキドキものです。
それでも、皆ワイワイと、その事すら楽しみながら進んでいく事が出来ました。
四層目に着き、最初に見えた結界を前に、
「これなんだろう?」と皆でつついてみます。
でも、誰も触ってみる人はいません。何が起こるか分からないですものね。
「触る勇気なし・・・」そういうエルさんの横でこのゲートに近付いて行くタルさん。
「いってみる・・・」と答えるタルさん。
ヒュム「ええー」(←結構本気で驚いてた?)
エル「マジで?」(←かなり焦ってる?)
タル「いやいやココまで来て怖いのでやめときます」ヒュム「ほっ」(←当然の反応でしょう)
私「みんなチキンなのが判明!」(←煽ってどうする!)
エル「つつくだけにしといた方がいいよー」そして皆でひとしきり結界をつついて和んだ所で、いよいよ「デムの塔」という目的地を目指します。
嫌な位置にいる敵を華麗に避けながら進んでいく一行の前に立ちはだかったのは
「とてとて」のSeetherでした。
先頭を切って走っていったエルさんを除く私達が、手前で取り残されてしまったのです。
Seetherの位置を確認しながら、微妙に隅をカクカクと移動する私達。
そのあまりの様子に思わず
「おいおい」と突っ込みを入れるエルさん。
カクカクカクカクカク・・・ソロソロソロソロ・・・
抜けた〜〜〜。思わず画面の前の私からも安堵の溜息がこぼれます。
そんな時、ヒュムさんの
「いやー」という叫びが!
絡んで来たのはWanderer。強さとしては「つよ」クラス。ラッキーです。
「(絡まれ)スキルがSになった」と自嘲気味に仰ってましたが、
Wandererしか引っ張ってこなかったのはむしろ強運。
それ位敵が密集した状態だったのです。
最後の関門はもう前方にデムの塔が見えた状態の場所でした。
とてとてが徘徊するその場所。動きがあまり大きくなく、通りたいと思うルートは
見事なほどに敵に封じられています。
エル「絡まれたら、そのまま塔へ入って下さい」とは言うものの、出来れば絡まれたくはありません。当然慎重になります。
ここはモンクである私・・・、つまりHPの多い私が先頭切って走ってみる事にしました。
ソロソロソロソロ・・・ダダダダダダダ・・・!!
私「いけたー」誰一人犠牲になる事なく、無事にデムの塔まで辿り着く事が出来ました。
一度レベル制限が解除された場所では、皆がちょっと感動していました。
そんな中
「ちょっと、緊張して、お腹痛くなってきた^^;」とヒュムさん。
すっごく分かります、その気持ち。
ENMはここからが本番です。道中の緊張とはまた違う緊張感が私を支配していました。
僅かな休憩時間の間に道中の様子からボスとどう戦うかが検討されます。
弱体はかなりレジられていたと報告するヒュムさんやタルさん。
いつもよりもかなり命中が落ちていた私。
中に入った時の食事として、スシと山串と両方持ってきていたのですが、
固いという噂のボスに対して、どちらの食事を摂るべきか迷っていました。
一番最初の作戦会議では
「肉がいいのでは?」というエルさんのアドバイス。
私が見た情報では「スシを食べてもスカスカだった」という事が書いてあった物もあり、
どうするか迷っていました。
その結論は特に出ないまま、塔に突入です。
体感的には、三、四層目の敵に対して、ここまで7割程度の命中です。
(よし、決めた)
装備をひっそり命中装備に変えました。
私「肉でいきます」エル「了解」ヒュムさんにプロ・シェルをかけてもらい、スタンバイOK!
エルさんの合図と共に走りだしました。
思ったよりも当たる!これが最初の感想でした。
確かに固くてダメージは大きくはないのですが、大体7割はキープできているようです。
ボスのIngesterはある程度のダメージが加わると、雑魚を産みます。
ヒュムさんと私はこの時の雑魚の処理を任されていました。
一瞬、頭の中にはこの雑魚を百烈を使って倒そうかと悩みます。
雑魚もなかなか固くて大変。早く倒そうと気持ちばかりが焦って、
エルさんとタルさんがボスの攻撃をしのいでくれているというのに、
遅々として減らない雑魚のHP。
結局敗北。
コンビネーションも多分ボス戦が一番良かったと個人的には思います。
雑魚はあと数ミリで削れる所まで行きました。
それにボスも・・・。本当にあと少しだったんですよね。
確かに負けてしまったんだけど、熱い戦闘で本当に楽しかった!
推奨6人の所をここまで頑張れたのですから。
倒れたままで各自反省点などを語り合いながら、
次への確かな手ごたえを感じていたんだと思います。
「次は4人でいけると思います!」そう強く仰るエルさんに大きく頷く私達なのでした。
エル「では、(次回の)目標!」ヒュム「ベストタイミングで女神の祝福を!!」エル「デムのボス討伐!!」私「百烈ためらわない!!」タル「ボスを前に照れない!!」エル・ヒュム・私「え・・・?」
おあとがよろしいようで♪
医食同源(You Are What You Eat) eLeMeN様情報
LV30制限ENM・6人推奨・制限時間30分
ボス:Ingester
【今回の構成】戦/忍・モ/戦・白/青・黒/白
【確認できた事】
・MP吸収あり・途中で雑魚召喚
・存在同化(HP吸収)・四連突・バニティドライヴ
【今回確認できず】
・虚ろなる障壁(防御アップ)・陰鬱なガス(麻痺)
【事前準備】
ハイポーション2本、山串、スシを用意。山串をチョイス←問題なさそう。
その他にオレ数本を提供していただく。
アニマの使用はなし←次回は用意
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