そんな時、傍を通りかかった竜騎士さんがゴブをすかさず取ってくれたのです。
ハチ一体ならなんとかなる・・・そう思って、私とフレ元々釣ってきたハチを相手にしていました。
ですが、そのゴブはペットを連れたゴブだったのです。
結構痛い攻撃を浴びながら、ハチを相手にしていると、
やはり通りかかった方がそのペットに挑発をして私達から大きく引き離してくれたのです。
本当に一瞬の出来事でした。
無事にハチを退治し、まずは竜騎士さんに御礼を告げると、
フレと私に
/smile、
/cheer、
/goodye をしてくれました。
私も改めてお辞儀をして/goodbyeをしました。
もちろん、ペットを連れて行ってくれた方にも/tellで御礼を告げました。
それからまたしばらく経って、今度は忍者さんが門の内側に飛び込んできました。
空蝉を唱えながら善戦しているものの、結構ギリギリの戦いになっています。
あと一撃加えれば敵を退治できるか・・・という所で、私は彼に回復を唱えました。
【ありがとう
】、
/bow、
/wave。
続いて飛び込んできたのはガルカさん。
既に戦闘は終了していましたが、HPがわずかしかない状態でヒーリングをしています。
そこを回復してあげると、
/kneel、
/bow。
今度はフレが釣った際にリンクが発生。
一体のハチを眠らせておく事に成功したものの、
もう一方のハチが結構強くて私達は苦戦していました。
そこへ通りかかったのがヒュム赤さん。
私達がピンチだと悟ったのでしょう。どこかへ行こうとしていた所を
そばで見守っていてくださいます。
そして本当に危なくなった所ですかさず回復を・・・。
二体分の戦闘を見届けてくれて、私達に
/cheer、
/goodbye。
一部タブ変換などで会話はしていますが、
助けたり、助けられたり・・・ヴァナではよく見られる光景です。
だけど、その時に出てくるこういったちょっとしたエモのおかげで、
言葉でもらうものとはまた少し違う温かさを感じます。
そんな極めつけのエモが、ジャグナーを走っていた時の事です。
たまたま私と同じようにラテに向かって走るヒュムさんがいました。
<ヒュム>は<レア>に丁寧にお辞儀をした。一瞬、あれ?知ってる人だったかな?と記憶をめぐらしますが全く覚えがありません。
山ですれ違う人同士が挨拶するように、そのヒュムさんもそういう気持ちなのかなと思って、
<レア>はにっこり微笑んだ。とお返し。
ラテーヌへ抜けてもしばらくは並走状態でしたが、
しばらくして二人の距離が徐々に離れ始めました。
<ヒュム>は手を振った。
<レア>はサヨナラのあいさつをした。全く会話を交わしてはいないのですが、なんだか気持ちの良い道中でした。
こんな風に言葉にしなくても
「やぁ!」「がんばれ!」「気をつけてね」「またどこかで」
・・・それぞれの人達の優しい声が伝わるような気がします。
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