現在「語り部」がいない中でガルカ達のまとめ役となっていた長老ウェライ。
前回の「完成品のイメージ」の中でグンパがその行方を気にかけていたように、
アイアンイーターもまた、ウェライという柱がいなくなったガルカ達の動揺を
抑える為にも行方を探した方が良いのではないかと
プレジデントに進言していました。
そこで冒険者に調査依頼が舞い込むわけですが、
その調査に関わる重要な情報を持つ人物というのが・・・。
今回はクゥダフ4体と戦うBF戦を控えたミッションです。
これをクリアするとついにミッションランク8になります。
以下、ストーリーに触れています。
ストーリーは読みたくない、攻略の情報だけで良いという方は
こちらからどうぞ。
プレジデントからウェライの行方の手がかりを調査して欲しいという依頼を
直々に受けたものの、実はプレジデントはガルカ達の「拠り所」というものを
あまり理解できずにいました。
Karst:
話を聞く限りただ、死期を感じたガルカが旅立っただけのように思うのだが、
鉱山区のガルカはさらに心のよりどころを失ったようだ。ですが、プレジデントがひとつ気になる情報があるというのです。
その情報を握っていたのは娘・コーネリアでした。
コーネリアは前回の「完成品のイメージ」の中では、
自分の父にウェライを探す事など頼めないとグンパに言っていましたが、
働きかけてくれていたんですね。
そして、情報を自ら手に入れているところから、
ちゃんと自分の力でも動いている・・・頼もしい人です。
この時の情報提供者を伝えるときのプレジデントの歯切れの悪さは
彼の人柄がよく出ているなぁと思います。
一国の首長たる人物が自分の娘の情報だけで動く事はとても危険な事です。
今回もアイアンイーターからの話がなければ、
とりあえずは様子見という選択をしていたかもしれないですね。
Karst:
バカにするな。おまえの考えごときで国政を動かしたりはせん。ですが、アイアンイーターの提案を受けて
コーネリアの訴えをすぐに繋げられるというのもまた、
プレジデントの柔軟さが見えてくるような気がします。
実は随分前にバリスタライセンスのクエストを
興味があって
クリアした事があるのですが、
この時私はプレジデントの事を「感じ悪い人だ」って思ったんですよね。
でも、バストゥークMを進めていくとその人となりが見えてきて、
感情をうまく表現するのが苦手なところや、愛国心の強いところなどが
よく伝わってきて「単なるいやな人」ではないという事がよく分かります。
そういう意味では自分の中での評価が以前とは大きく変わった人物ですね。
さて、話はミッションに戻ります。
コーネリアは形はどうであれウェライの行方を調査する事に決まったことで
彼女が掴んだ「コロロカの洞門でウェライにあった人物がいる」という情報を
提供してくれました。詳しい話は「蒸気の羊」のヒルダに聞いた方が良いとの事。
そうは言ってもコーネリアはまだ自分の力で何かを為す事への
こだわりも捨てられません。
Cornelia:
ねえ、お父様……。やっぱり……自分の力で何かできるなんて
思い上がりなのかな?結局偽善でしかないのかな……。それに対してプレジデント・・・父カルストは彼自身が経験したことを元に
コーネリアに語ります。
Karst:
東方の言葉では「偽善」という言葉を、「人の為す善」と書くそうだ。
何かを為そうとすれば常に批判がついてまわる。
イヤというほど私はそれを体験してきた。
それでも、私は自分が正しいと信じる結果のみを求めてきた……。
何もせず文句だけを言う連中に決して私の邪魔をさせたりはしない。何もせず文句を言う・・・。誰でもそういうところは持っています。
カルストはたとえ人から「偽善者」といわれようとも
自ら動いて何かをしようとするコーネリアを、
ちゃんと認めているんだという事がこの言葉から伝わってくる気がしました。
さて、私はというと、情報を元にヒルダに話を聞きにいきます。
ウェライと思われる人物から手紙を受け取ったのは「ハニ」という冒険者。
ですがパルブロの鉱山の冒険にこれから向かうところで、
その事に夢中だったようなのです。
しかもその冒険者は帰ってきたという噂を聞かない・・・。
うーん、イヤな予感がします。
その冒険者を追ってパルブロ鉱山の奥、ワールンの祠へと向かいました。
中に入るとちょうどクゥダフに捕まって助けを呼んでいるところでした。
中にいるクゥダフは4体。
対するこちらは3人。
今回は戦・モ・黒という割と攻撃的な構成できました。
事故もなく4体を倒して、ハニを救出できたのですが、
この人はとても能天気な方で助けたこちらが脱力してしまうほどでした。
手紙の事もこちらが言うまですっかり忘れていて、
私達に手紙を預けるとさっさとその場から立ち去ってしまいました。
プレジデントに報告をし、ここでランク8に。
肝心の手紙はあて先であるグンパの元へと手渡される事になりました。
手紙の中でウェライはグンパが「語り部」として、
転生してきた事に気がついていたと綴っていました。
Werei:
しかし、私はおまえの意思を尊重する。
ガルカの憎しみ、悲しみをおまえが背負わなければ
いけないという理由などどこにもない。グンパは自分が「語り部」である事で、
周りの人からの態度が変わってしまう事や
今の自由を失ってしまうことを恐れていたように思います。
ですが、多くのガルカ達は自分達の種族の信仰をとても重視していました。
ウェライのいない今、ガルカ達が何かにすがるとしたら・・・
それは「語り部」であったり、ウェライにかわる精神的な支柱なんですよね。
その事はウェライ自身もよく分かっていたのでしょう。
そして、その事でグンパが悩むであろうことも。
Werei:
語り部が、ではなく、おまえ自身が為すべきことを為してくれ。
おまえ自身が信じる道を進んでくれ。グンパは語り部である前に「グンパ」なのです。
この事はコーネリアがプレジデントの娘である前に
「コーネリア」たらんとした事とリンクしていきます。
前回の「完成品のイメージ」で
「人を頼ることは決して悪いことばかりではない。時にはそういった決断も必要」
と伝えていたことに加えて、
今回は
「(立場、評判を気にする前に)まず自分がどうしたいのか。
決断するのは結局自分自身でしかない」と訴えているように思えました。
サンドMを経験した私から見ていると、
サンドMは別世界(王族達)のお話に参加しているような印象に対して、
バスMは自分にも当てはまるような言葉が色々あって身近な問題のように思えます。
どちらのストーリーもそれぞれに良いところがあるので、
どっちが上といったものではないのですが、
以前から「バスMは後半からが面白い」と何人かのフレさんに言われていたことを
まさに実感しているところです。
■ バストゥークM7-2「それぞれの行方」攻略:ガードからミッションを受ける →
Karst(大工房K-8)と会話 → Hilda(バス港「蒸気の羊」E-6)と会話 →
パルブロ鉱山最上階「ワールンの祠」にてクゥダフ4体と戦闘。
これに勝利し、「ウェライからの手紙」を入手 →
Karst(大工房K-8)に報告 → ランク8、報酬6万ギル
Gumbah(バス鉱山区J-7)と会話
戦闘:構成・・・
75戦/忍、75黒/白、75モ/忍
敵・・・
Da'Shu Knightslayer・・・赤タイプ
Go'Bha Slaughterer・・・暗黒タイプ
Ku'Jhu Graniteskin・・・戦士タイプ
Sa'Nha Soulsaver・・・白タイプ
※いずれもそれぞれのジョブに対応した2hアビを使用。
スリプル系○、サイレス○、パライズ○、スロウ○、ブライン○
作戦・・・
開幕スリプガ → 白と赤を前衛二人で各個撃破
次いで、暗黒、戦士の順で。
気をつけたいのが白の祝福。
これで暗と戦が目を覚ます可能性があるので、
出来るだけ寝かせている場所からは引き離した方が良いと思います。
実戦・・・
開幕、特に印なしのスリプガであっさり寝てくれる4体。
戦士がS白を、モンクがD赤を釣り戦闘開始。
黒はS白・D赤をメインにサイレスを入れつつ、タイミングを見てプガIIで上書き。
MPは適宜魔法タイプのクゥダフからアスピル。
プガIIで上書きして間もなくD赤を撃破。
そのままモンクは戦士と共にS白をたたきます。
S白は祝福で2443の回復を確認。その後は一方的な展開で撃破。
続いてG暗。
ブラッドウェポンも大した脅威ではなく二人がかりであっさり終了。
最後のK戦は三人の総力戦になるのでかなり余裕があります。
マイティストライクを使ってきても蝉に阻まれて不発のままに終了。
レベル75でいずれも44の経験値が入りました。
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