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2024/11/22 02:11 | Comments(-) | TrackBack(-) |
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「おまえと出会って・・・」
私がアトルガン白門に初めて着いたときのこと。
本当に右も左もよく分からない中で、タルタルの少年ティンガと出会ったのは、
錬金術を学んでいるエルヴァーンの青年と立ち話をしていた時でした。
保護者と思しきヒュームの男性に連れられたティンガは悪態をつきながら暴れています。

そんなはじまりだった「トリックスターの描く夢」。

元冒険者でもあるアルカンダーと、
いたずらが過ぎて憎まれっ子になりつつある少年ティンガとの
切なくて、そして温かいストーリーが始まります。

トリックスターの描く夢


以下、クエストのネタバレが含まれますので、お読みになる際にはご了承ください。
少し改行をいれておきます。
アルザビで両親を亡くし、ひとりぼっちだったティンガと偶然出会った冒険者アルカンダー。
引き取り手のいないティンガをそのまま育てることにしました。
ですが、ある日アルカンダーは重い病に侵されていることを知るのです。

そんなアルカンダーが考えたことは、
自分がいなくなった時にティンガが一人でもやっていけるようにしておくことでした。
ティンガを仕事に就かせたいと考えたアルカンダーは、錬金術ギルドに入れようとしていました。
ですが、ティンガは反抗するばかり・・・。。
錬金術ギルドの青年もティンガの手癖の悪さもあってか、簡単には受け入れられない様子です。

アルカンダーの気持ちがとてもよく分かります。
私事なのですが、母のことを思い出してしまいました。
残る人が少しでも幸せになれるように、ゆく人はいろいろと考えてしまうものです。
それが大切な人であればあるほど・・・。


アルカンダーは元同業者のよしみで、なんとかティンガを改心させて欲しいと頼んできます。
そこで一肌脱いでくれたのが最初に話していた錬金術ギルドの青年でした。
彼と一計を案じティンガを捕まえることにしたのです。
見事に策にはまったティンガを追い詰めるのですが、
ティンガは盗んだものを全て「いらない」といって海に投げ捨て、
取り返しのつかないことになってしまったのです。

その様子を見て、ぞろぞろと集まってきたのはこれまで被害にあった人達。
ティンガが責め立てられているのを見つけたアルカンダーもやってきました。
その怒りの矛先はいつの間にかアルカンダーへも向けられます。
ついに街から出て行けとまで言われてしまいました。

アルカンダーはまだ子どもであるティンガは街に残してくれと頼み、
自らはアルザビの街を出て行ってしまったのです。

またひとりぼっち・・・

残されたティンガの周りにいた大人達は、
これまでのティンガの行状のせいもあって、育て方が悪いだの好きな事を言っています。

この時の演出が、アルザビという都会の中に
一人残された寂しさ、孤独感がとても出ていて胸が締め付けられるような思いでした。
ただ一人でポツンといるときよりも、周りが賑やかなときの方が一人である事を強く感じる気がします。


大人達のやり取りを聞いて爆発したのは他でもないティンガでした。
「オレの面倒を見てくれたのはおっちゃんだけだったよ!!」
錬金術ギルドの青年に向かってティンガはこれまでの行動の理由を話しました。
「一緒にいたいからやった」と。

アルカンダーはもうすぐ病気のせいでいなくなってしまう。
そうするともう会えなくなる。
でも、人が憎くて夜に出てくるオバケならば、また会える。
・・・だったら、アルカンダーに恨まれることをしよう。

その方法ならば、おっちゃんに会えるかもしれない。

子どもっぽい発想です。
とても深い愛情にイベントを見ながら涙ぐんでしまいました。
恨まれて出てくるのであっても、会えるのならばそれに勝るというティンガ。
でも、それでは結局二人とも幸せではないんですよね。
アルカンダーにはティンガがこんなに大事に思っていたことを知ってもらいたい。


ティンガがアルカンダーに会った時の回想シーンがここで挟まれます。

おまえと出会って2人になった。

この時にティンガに向けられる言葉が本当にいい。
FF11の様々なイベントの中でも、10本の指に入る名台詞だと思いました。

アルカンダーの後を追って走っていったティンガを追いかけることにしました。
身体の弱いアルカンダーにとっても、
子どものティンガにとっても一人で出歩くのはとても危険です。

バフラウ段丘にでたところで、チゴーに攻撃されるアルカンダーを見つけました。
急いでチゴーを退ける私達。

このチゴー、とっても強かったです。
レベル69戦士、レベル68モンク、白の三人で倒しましたが、
あまりの高速攻撃っぷりに危ない場面もありました。


そこにやって来たのはティンガです。
ティンガはアルカンダーが死後の心配ばかりをしている事が嫌でした。
そして、自分のやっている事も間違っていると分かっていました。

ティンガの言葉を聞いて目が覚めたアルカンダーは、
明日の死を心配することよりも、ティンガと共に命ある限り精一杯生きることを選びました。
自身の病についても、諦めることなく道を探すと。

それと合わせて何でもいいから仕事は覚えろと言うアルカンダー。
その言葉には自分の死が前提にあるのではなく、
ティンガとの将来への思いが言外に込められていました。
素直に返事をするティンガの姿を見て、
誤解しあったままで終わらなくて本当に良かったと思いました。

トリックスター・ティンガの描く夢は、
いつまでもアルカンダーと共にアルザビで力強く生きていくこと。

アルカンダーさんの病気が治りますように。
そのためなら、どこかに薬を取りにいくクエストなどがんばってやりたいです。

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トリックスターの描く夢
開始 : Ahaadah(白門G-6)
内容 : いたずら好きな Tinga-Matonga を改心させてほしい
報酬 : カダーバの浮沼の地図
攻略 :
Ahaadah(白門G-6)と会話でイベント →
白門 I-11にある樽のそばにいくとイベント →
白門 I-12にいくとイベント →
バフラウ段丘I-8(白門H-7の埋道からいくと楽)にある「???」を調べると
イベント後に Plague Chigoe がPOPするのでこれを倒す →
倒したあと、再度「???」を調べるとイベント

注意 :
未クリアが複数いる場合、最初に「???」を調べる際に発生するイベントは
調べた人しか見ることが出来ません。
短いイベントですが、気になる方は
バフラウ段丘に出たところにある「Goblin Footprint」で確認することが出来ます。

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2008/03/04 00:00 | Comments(0) | TrackBack() | [FFXI]-攻略
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