バストゥークのチョコボ厩舎で得られた情報は、
銀星号はパシュハウ沼で溺れているところを見られた・・・というのが最後でした。
そのときの目撃者が、現在パシュハウ沼のアウトポストで働いているということで、
そこに向かってみることにしました。
詳しい話を聞こうとすると、
目撃者は「降魔の油を3つ持ってきたら考えてやる」と条件をつけてきました。
「降魔の油」はベドーにいる Emerald Quadav が落とします。
最初のひとつを落とすまでは、「本当に落とすの?」というくらいなかなか落とさなくて、
頻繁にベドーに通う羽目になりました。
3つ揃えるのはそれなりに時間がかかると思いますので、 のんびり構えるのが良さそうです。
ようやく揃えた降魔の油をアウトポストまで持っていくと、
目撃者は銀星号を最後に見たときの事を話してくれました。
「すごい速さで走るチョコボだけど、乗り心地は最悪で・・・、
自分から沼に飛び込んでいくので俺は死ぬかと思った」 と。
この言葉に私は「あれ?」と思いました。
これだと、この目撃者こそ銀星号を盗んだ張本人ではないか・・・そう感じたのです。
「銀星号を放てば、流星号の居場所がわかる とある人に言われた」
そのある人・・・目撃者によると「策士の野郎」のせいで、
死ぬかもしれないような危ない目にあったのだと言いました。
「流星号?」そんな風に考えるこちらの心を見透かすように、
目撃者はそれがオスのチョコボだと教えてくれました。
「動物ってやつは、人間以上に純粋な恋をするもんなのさ」
そう言うと、降魔の油の香りに毒されたと言って、話を打ち切ってしまいました。
ジュノ上層のチョコボの生い立ちはなんとなく分かってきました。
でも、それだと時系列に並べたときに少しおかしな事になります。
バストゥークの厩舎で再度確認をしてみることにしました。
「銀星号」と「流星号」はとても仲睦まじいチョコボだった。
でも、「流星号」が主人を守る為に死んでしまったのを知って、
銀星号はその後を追って、パシュハウ沼に飛び込んでしまったのだろう。
厩舎の人はそう言います。
それだとジュノ上層にいるチョコボは一体・・・?
その疑問をぶつけてみると、
将軍はジュノの厩舎から送られた銀星号の首輪を持っていたという事を話してくれました。
将軍の息子の墓に供えようとしていた銀星号の首輪。
パシュハウ沼で死んだはずの銀星号の首輪が、なぜ将軍のもとにあったのか。
いよいよ消えた銀星号にどんな謎が秘められていたのか解明されようとしています。
将軍の息子の墓があるバタリア丘陵の一角を調べてみると、5体のトラが襲ってきました。
戦闘自体は特に苦戦もすることなくあっさり倒す事が出来ました。
恐らく、降魔の油を楽に取る事が出来るレベルであれば、
2人〜3人いれば余裕なんじゃないかなぁと思います。
敵を退け、改めて調べてみるとそこにあったのは「銀星号の首輪」でした。
まだ腑に落ちない点が残っていますが、ひとまずジュノで待っている少女に
これまでの経緯を説明しに戻ります。
情の深い銀星号の話を聞いた少女は、
その首輪を銀星号が大好きだった流星号のお墓に供えてあげたいと、
実に子供らしく素直な感想を持ちました。
そこにやってきたのがBrutus。
銀星号の深い愛情から流星号の後を追う・・・つまり「死」という結末を迎えた事に、
その心を理解できたと考えた少女に、
Brutusはこのチョコボ達の本当の結末を教える事になります。
「実はな、銀星号も流星号も生きていたんだよ」
Brutusの言葉に驚く少女。
実はこの物語のスタートのカギは「流星号」にありました。
流星号はある人物から狙われてケガをしてしまったところ、
厩舎に運ばれて治療を受けたのです。
ですが、未だに追われ続けていた為に、流星号を守る為にとった方法というのが、
バタリア丘陵のある場所に隠してしまうという方法でした。
恐らくその隠すという方法は成功したのでしょうね。
そのため、流星号を探すために利用されたのが「銀星号」でした。
流星号を想う気持ちがきっと銀星号をそのチョコボの元に走らせるであろうと考えた
ある人物により、盗まれて、そして利用されたのです。
自分が利用されているとわかっていたのか、銀星号は自らパシュハウ沼へと
決死の覚悟で入っていきました。・・・大好きな流星号を守る為に。
でも、これで終わりではありません。
盗人がいなくなったところを、今度は本当に流星号に会う為に
懸命に沼から抜け出して流星号の元にやってきたのです。
銀星号と流星号の間に生まれた子のうち、
一番の末っ子が、現在ジュノ上層にいるチョコボだとBrutusは少女に教えるのでした。
いまだにこの流星号を追っていた人物は生きているので
誰にも話してはいけないという事を少女に約束させます。
そして、もうひとつとても大切なこと。
それは、銀星号が諦めなかったということ。
愛する人が目の前からいなくなっても、信じていた人がいなくなっても、
動物は・・・つまり人間も、等しく生き続けていくということを教えてくれます。
称号は「チョコボの愛を解いた者」でした。
このクエストのストーリーを改めて追ってみると、
「チョコボの生い立ちを調べろ」と言った張本人である
プリッシュの行動原理が透けて見えてきます。
「諦めないで行動する」
「誰かを犠牲にするのではなく、皆で生きていける方法を模索する」
彼女らしいな・・・そう感じました。
その他にも、いくつか気になるキーワードが散りばめられており、
それはまだ私が未クリアのクエストやミッションの中で触れられるのかなぁと思っています。
特にアウトポストにいた人物は明らかに盗賊でしょう。
将軍が管理するようなチョコボを盗む力があるのだとしたら、
やはりそれなりの力のある盗賊団ではないかと疑いがわく訳です。
私がここまで色んなクエをやってきて、そんな盗賊団はひとつしか思い浮かびません。
銀星号と流星号。
このチョコボ達に関して、アルタナの過去世界において
何かしら触れられるクエストがあるといいのになぁ。
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消えた銀星号
依頼人:Nevela (ジュノ上層・G-7)
条件:プロマシアM第三章「うたかたなる夢」-主のなき都-をクリア済み
報酬:5200ギル
攻略:
Nevela(ジュノ上層G-7)と会話でイベント →
Wobke(バストゥーク鉱山区・チョコボ厩舎内) と会話 →
パシュハウ沼のアウトポストにある「Outpost Gate」を調べる →
Emerald Quadav から「降魔の油」を3個入手 →
「降魔の油」を「Outpost Gate」にトレードするとイベント →
Wobke(バス鉱山区・チョコボ厩舎内)と会話 →
バタリア丘陵H-6「???」を調べるとBadshah(トラ)が5体POP。
これを倒して「???」を調べると「銀星号の首輪」を入手 →
Nevela(ジュノ上層G-7)と会話
メモ:
降魔の油の入手はベドーのEmerald Quadavのほか、
ズヴァ城外郭にいる同じモンスターでも良いようです。
報酬の5200ギル。
きっとBrutusから5000ギル、Nevelaから200ギルなんでしょうね。
でも子供からこんな報酬もらうなんてちょっと複雑なキモチです。
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