ちょうどその頃、私達には「
種族装備」が見えて来たお年頃でした。
そんな頃でしたから、私達の狩場は「オルデール」と「シャクラミ」の二ヶ所が
必然的に多くなっていました。
特にオルデールでは、鍵取りの対象となる「Goliath Beetle」が、
レベル26だった私達にとって格好のターゲットとなっていました。
鍵取りしながら経験値ももらえて、とても楽にレベル27に上がる事が出来たのです。
そして、私は無事に種族を入手する事が出来ました。
相方の種族の時間がしばらく合いませんでしたが、
それでもなんとか手の入手に成功。次の狩場は「シャクラミ」です。
シャクラミは本当に事故が多くて、
その中でも特に私達の間でよくネタ話として笑ってしまうのが、
私の「
呪符デジョン事件」です。
今、考えればこの頃を皮切りに、ものすごい勢いで戦闘不能になりまくった気が・・・。
二人で対象の敵を倒す狩場としては、まだ敵が強かったんでしょうね。
それでもなんとか私のレベルが28になって、相方もあと少し稼げれば同じレベルという時の事。
いつもはタロンギ方面からシャクラミに入るのですが、
この時はブブリム側から入っていったのです。
そこで私の制止が遅かった為に、相方は聴覚探知のCaterchipillar達を引き連れながら、
一人シャクラミの地で散っていったのでした。
相方の経験値が減ってしまったので、もう少し慎重になろうと
タロンギ側にまわって再度稼ぎ、ようやく相方もレベル28へ。
と思ったら、次の戦闘でまた相方だけが戦闘不能に・・・。
気がつくと私の経験値だけはどんどん溜まり、相方との差は開く一方。
ある時はサソリに、ある時はゴブリンに・・・。
私も何度も倒れましたが、それ以上に相方が倒れまくります。
その間、相方はレベル27と28の間を行ったり来たり。
その都度「おめでとー」が最後には「またまたまたまたおめでとー」とか言ってました。
相:やっと保険たまりそう〜
私:良かったねー
相:次、あのサソリいくね
私:はぁい
サソリのデスシザーズ!
<相方>はサソリに倒された・・・。
レベルが27になった。
<レア>はサソリを倒した。
私:ぅ・・・ごめんね。
相:あと50くらいであがるからおk!
こんな具合になぜか私はHPが残り20でも生き残ってしまったり、
私だけがタイミング良くレベルの高い方に助けられて生き残ったり
・・・という不思議な時期でした。
相方が27と28を行き来していた時期はかなり長かった様な記憶があります。
最後には相方がソロで「楽」の敵などを倒しているのを、
私がそーっと見守っているという状況までも作り出しました。
モンクの私は相方にケアルをしてあげる事も出来ませんでしたけどね。
当然、白でシャクラミに入るなんて無理でした。
最大時には二人の経験値の差は2000くらいになってしまい、
どうなる事かと思いましたが、その後、私もその貯金を放出するかの如く
戦闘不能になりまくったので、今では二人はほぼ同じ経験値。
今でもあの時期は
「魔のレベル28時代」として私達の記憶に刻みこまれています。
「種族装備をコンプする」という目の前の目標があった為、
私達にしては珍しくレベル上げを頑張っていた時期のお話でした。
よく考えたらそんな状態なのに、よく鍵を拾って種族装備を取る事が出来たなぁ・・・。
過去の自分達にちょっと感心。
PR