背中に背負った両手棍。
その先端に様々な色の丸い石がはまっている「属性杖」と呼ばれる装備。
私がアーティファクト(AF)姿と並んで
「レベルの高い人なんだ〜」と思う一つの指針の様になっています。
レベル51から装備出来るこの両手棍は、その性能の高さから非常に人気の高い装備です。
バハ鯖ではNQはまだ求めやすい価格ですが、HQとなるととてもとても手が出ません。
求めやすい・・・といっても万単位のギルが出て行く訳ですから、
私にとってはとても痛いのですけれどね。
属性杖にもう手が届きそうという頃から、競売に足を運んでは取引の推移を見てきた属性杖。
そんな中、たまたま見ていた属性杖がとてもとても安く取引されていました。
自分には直接必要ではなかったのですが、今後のためにと入札。
落札できなくて当たり前・・・くらいの様子見価格で入札してみると、なんと落札!
「安くなっているなぁ」と思った価格のさらに2/3程度の価格で落札できました。
私の初の属性杖は、なんと「氷杖」こと「アイススタッフ」になりました。「INT+4」「精霊魔法スキル+10」などの性能を持つこの杖は、どうみても今必要な白の為の属性杖・・・ではなくて。
でも、落札時にはまだレベル50だった為、装備出来なかったその属性杖を見て満足していました。
思えば・・・これがトリガーとなって、私の中の何かがプツンッと切れたんです。
白魔道士で「あった方がいいよ」と言われている属性杖は
「ライトスタッフ(光杖)」そして「ダークスタッフ(闇杖)」です。
「光杖」はケアル回復量が+10%されるもの。
「闇杖」はヒーリングMP+10という効果があるので、かなり汎用性のある装備です。
「氷杖」を落札してしまった今、「光」も「闇」も持たないでどうするの?
私の中のもう一人の私が、私の心をくすぐります。
いいや!入札しちゃえー!
闇杖はともかく、光杖は10万単位で飛んで行くので
底値を常に意識していたのですが、この日の取引は15万程度で推移。
高い・・・高いけど・・・あるとちょっといいよね。
入札額・・・10万(←この辺がチキンハート)
まぁ、落札出来る訳もなく。
よーし思い切って、13万だー!
落札できませんでした。
んじゃ、これでダメなら・・・ともう一回入れた額でポロッと落札。
こちらも最終落札よりは安めに手に入れられたのですが、
高額のアイテムを落とした時によくありがちな気持ちが出てきます。
「嬉しい〜〜〜(けど、お金がぁぁ)」
その一方で、光杖買っちゃったんだから闇杖もいっちゃえー!と、
勢いで入札、そして落札。
手にした三本の属性杖。
それと引き換えに私の所持金は明らかに目減り。
アイススタッフの落札は自分でも想定外でしたが、
ライトスタッフ・ダークスタッフはぜひ持っておきたいと思っていたアイテムだったので、
これでいいんだ!と思っています。
レベル51になり、属性杖解禁。
その杖を背負った私は、かつての私が感じたように
「レベルの高い人なんだなぁ」と思われることもあるのかもしれません。
その中身はほとんど変わっていないんですけれどねー。
ふと成人式を迎えた時の自分の気持ちを思い出しました。
二十歳というと「大人だ〜」と思っていたまだ小さな頃の私の事と、
実際に二十歳になると中身とのギャップに「これでいいのかしら?」と思った日の事を。
とりあえず、嬉しいので見せびらかしておきます!
■ 参考リンク
eLeMeN の
「武器_両手棍」の項なお、属性杖には目に見える性能以外に「隠し効果」もあるといわれています。
そちらについては
FF11メモ の
「属性杖メモ」に分かりやすく書かれています。
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