第二回「Heavens Tower」この曲を聴けるのは・・・ウィンダス天の塔内
ひたすら繰り返される金属質の音。
その後ろを縫うように奏でられるゆったりとしたベース音。
天の塔の静かで神秘的なイメージに合っていて、
塔に微かにこぼれる光が音を奏でているようなイメージ。
初めて聴いた時は「曲」というよりも、
どちらかというとSEのような印象を受けました。
ですが、しばらく聴いているとパンフルートの音色が重なってきます。
ここから一気になんともいえない哀愁を帯びた一つの曲として耳に残るようになります。
パンフルートとの相乗効果なのか、静かだったベース音が少し前に出てきます。
天の塔というと、やはり地下の「星の木の畑」でフレと一緒に
色んなお喋りをした事を思い出します。
ここでお喋りをする時は、大抵はまじめな話をする時の事が多く、
静かで落ち着いた空気のこの場所は、話に集中出来る良い場所だと思います。
現在のところ私はサンドリア所属の為、この天の塔の上層階に行く事は出来ません。
私には開く事がない扉の奥には、星の神子や侍女たちがいるそうですね。
さらにはNPCの Sheelala が「夜空の星が映るという神秘の泉」という「天文泉」も。
飛空艇パスを取得する際のミッション中に、
非常に印象的な星の神子のシーンがあるのですが、
恐らくそこが「天文泉」と呼ばれるところなのかな。
ぜひ一度その場に行ってじっくりと見てみたいなぁと思っています。
・・・が、一体いつになったらその願いは叶うことやら。
私もここまで沢山の冒険をしてきました。
その中には星の神子が絡むものもいくつかあります。
そのイベントの中で見られる星の神子の様子と、このメロディがダブって仕方ありません。
ただ一音で同じフレーズを繰り返す金属質の音色は、
星の神子の悩みがいつまでも消える事がない不安感を醸し出し、
また、「星の神子」という選ばれた存在であるが故の孤独感も感じさせます。
「天の塔」というタイトルを冠するこの曲ですが、
個人的には星の神子の心情を表すテーマではないかと思っています。
聴いた瞬間の派手さはないものの、じっくり伝わってくるそんな一曲だと思います。
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Heavens Tower 水田直志
価格 : 800gil (新品・在庫あり)
ウィンダス石の区の中心にそびえる星の大樹・・・天の塔。
星の光がこぼれ落ちるような音色が、
その主・星の神子の想いを冒険者に届けます。
穏やかな眠りにつきたい時に聴きたい一曲。
※本記事はあくまでもゲーム内で曲を聴いた感想を元に書いています。
※細かい技法や使用されている楽器などは、
実際とは異なる可能性も十分ありますのでご了承ください。PR