北サンドリア・水門前。
なんとなく好きな場所で、よくこの場所で釣りをしている事があります。
FFを始めて釣りが出来る事を覚えた頃、
この場所はなんだか穴場の様な気がして釣りをしていました。
時々なのですが、他の釣り師さんにお会いする事があって、
最初は挨拶から。徐々に言葉を交わす様になったのです。
私「フナ・・・なかなか釣れないです」釣り師「ここは水門の近くで水流があるから、フナはなかなか釣れないんですよ」もちろん、そんな事はなく私の腕が悪かっただけなんですけどね。
当時は今のように釣果のログは出ませんでしたから、
その釣り師さんがヒョイヒョイと釣り上げる魚が何なのかを知る術はなかったのです。
不思議な事に、私の釣竿には何もかからないのに
その釣り師さんはどんどん魚を釣り上げています。
気になった私が
「ここは何が釣れるんですか?」と聞くと
「ボラです」と。
私「ボラなんて釣れるんですか!」釣り師「はい、釣れますよー。今も一人釣れました^^」(一人・・・?)
私「あ・・・」すこし間を置いて気がついたのです。
私「ホラ(嘘)ですか?」釣り師「気付きましたか? ホラ吹きな釣り人ですみませんw」釣り好きに悪い人はいないと言うけれど、
ホラ吹きはいるんですよ?とその方が楽しげに話をして下さいました。
釣り師「ところであなたはエサは何を使ってるんですか?」私「リトルワームを使ってます」釣り師「ではいいものをあげますよ」トレードで出されたのは「虫ダンゴ」でした。
釣り師「特製のエサです。これでフナがよくかかるはず」私「いいんですか?そんなものを?」まだエサの値段や魚との関係がよく分かっていなかった私は「特製虫ダンゴ」に焦っていました。
(高い物だったらどうしよう・・・お返しできるかな・・・)
釣り師「たくさんありますからねー。ほら、試してみて」釣り糸を垂れてしばらくすると、かかったのは見事に堀ブナ。
すごいすごいと大はしゃぎした記憶が鮮明に残っています。
フレンド登録も何もしていなかったけれど、大体いつも同じ時間に二人で並んで釣り。
その時間はなんだか贅沢な時間な気がしていました。
あのホラ吹きな釣り師さんは、今はどうしているんでしょうか。
まさか、私がFFに復帰してこうしている事なんて知る由もないでしょうね。
もしも、その方がヴァナにまだいるのだとしたら、
以前活動していた鯖に戻ってお会いしてみたい方の一人です。
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