さぁ、何を狩るか・・・という所で、誰からともなくデルクフの塔はどうだろうという事になりました。
どうやら、塔の巨人を狙うみたいです。
「あれはムリだろー」
「さすがに厳しいよね〜」
「まぁ行って見るか」
「そうだね!」
と、不安視しながらも皆デルクフの塔までコソコソ移動です。
外国人の方のお一人が、しきりに
「ora wakuwaku suruzo!」と言っておられて、
それを皆が笑っていたので何か元ネタでもあるのかとこっそり聞いてみたら、
「ドラゴンボール」がネタになっていたみたいで・・・。ジャパニメーション人気です。
デルクフの塔に着いて中を見ると、既にPTがキャンプをはっていました。
自然と奥のほうへと進んでいくうちに、
狩人さんが「Epialtes!」と言い出しました。
EpialtesはNMで「ギガースの腕輪」を落とす事があるから人気なのかな。
以前、相方と二人で狩った時はお決まりのギガースソックスとメープルシールドでしたが・・・。
「誰もいないねぇ」
「放置かなぁ」
「みたいだねぇ」
「いきますか・・・」
そう言ったので私は「引き返す」のかと思ったら、
詩人さんのソウルボイス!
え?まさか皆でアレ倒すって意味の「いきます」?
私「攻撃?」
戦士「
【挑発
】→Epialtes
【全力で攻撃だ!
】」
既に前衛の皆さん物凄い勢いでNMに向かっていました。
こうなったら私も覚悟決めて泉を使ってドドン!
モンクさんの百烈拳、狩人さんのイーグルアイ、戦士さんのマイティストライク。
ありとあらゆるアビを使って、危なくなった瞬間、白さんの祝福がみんなを包みます。
特に詩人さんなんて、本職の黒の心がふつふつと湧いたみたいで、
「食らえバニッシュー!」とか打ちまくってましたしね。
私も思いっきり魔法が打てて楽しかったぁ。
一撃で戦闘不能とはいかないまでも、かなりHPが削られ、
最初に戦士さんが倒れ、次にモンクさん、そして私・・・とどんどん劣勢になる中で、
全滅する最後まで遊びつくしました。
HPに帰還する時も皆で「面白かったー」と口々に出ます。
それまでの稼ぎが十分にあったからこそ出来た事なのかもしれませんが、
皆で笑いながらHPに帰還する事が出来たのは良かったと思います。
ちなみに、皆のレベルは22。
後から「よく一撃で倒されなかったよねー」と話してました。
リーダーさんは後から「皆を死なせる様な提案をして悪かった」って言ってましたけど、
とんでもない、皆すごく楽しそうでしたから問題なしです。
それに皆で賛成して行ったんだから。
そんな感じで、皆で楽しいPTを作ってくれたリーダーさんを讃えていました。
戦闘不能にならないのがもちろん一番いいんですけど、
こうして体験した事は鮮烈に印象に残りますよね。
だから時にはこんな経験も「敵の強さを知る」という意味でも
いいんじゃないかなって思います。
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