「ねね、トラの足の間に納まりそうだね」そう言うと、タルフレがぐりぐりとトラに接近。
案の定すっぽりと足元におさまったタルフレ。
「なんか"虎の威を借るタルタル"(*1)って感じだねー」「んーどっちかというと"前門の虎、後門のタルタル"(*2)って感じかな」「ほぅ」「虎をやっと倒してホッとする間もなく、
次のタルタルが控えている・・・このタルタルを倒さないと前には進めないのに、
その可愛さに倒したくても倒せないという災いがまたきてしまった・・・という故事成語だよ」「うわー本物っぽいw」「でしょw」「虎の威を借るタルタルなら虎より前に出ないとね」「そうだねぇ」そういって、今度は前に出てきたタルフレ。
何を思ったかこんな事を言い出しました。
「さっきみたいに、言葉の成り立ちを説明してくださいw」またいきなり困ったことを。うーん・・・
「ヴァナディールには樽々という種族がいます・・・」「虎の威を借る樽々」ヴァナディールには樽々という種族がいます。
その樽々がよく訪れる場所に
Tundra Tiger というそれは恐ろしい虎がいました。
その虎はまるまるとした樽々が大好物で、樽々を見かけては襲っていました。
ある日、一人の樽々が Tundra Tiger に襲われてしまいました。
その時その樽々はこう言ったのです。
「まだ聞くの?」「うん。最後までちゃんと終わらせてw」「ヤレヤレ」その後も続く物語。
そんなに長い話ではないのですが、一応
こちらに全文をアップしてみました。
「・・・していたんですけれどね。おしまい」ちゃんちゃん♪
あー疲れた。まさかこんな話をさせられるハメになるとは思いませんでしたよ。
タルフレにはかなり満足していただけたみたいなのですが・・・。
「あまりの長話にすっかり虎もいなくなったねぇ」どうやら虎にとっては「虎の耳に念仏」(*3)だったようです。
*1 正しくは「虎の威を借る狐」
*2 正しくは「前門の虎、後門の狼」
*3 正しくは「馬の耳に念仏」
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